2016年7月29日金曜日

エナメル質の神秘 日本大学松戸歯学部 小澤幸重先生


東京デンタルスクール 塾長の岡田です。

私は時々様々な場所で


「なぜ歯科医師を目指したのですか?」


と質問を頂くことがあります。


私は高校生の時にピラミッドの研究や世界のミステリーなど
に非常に興味を持っていました。


大学進学を考えていたころ、現在の母校である
日本大学松戸歯学部は、世界中の恐竜の
骨や歯の研究をされているすごい先生がいるということを聞きました。

















高校生の時から松戸歯学部を見学させて頂き、
こんなに熱心に人生をかけて医学・歯学の研究をされている
先生方がいらっしゃるのか!と衝撃と高い好奇心を持ちました。


当時、歯学部の人気・倍率は非常に高く、日本大学松戸歯学部
への入学は非常に難しく、付属校である日本大学第一高等学校
からも数名、松戸歯学部への入学希望者がおりました。


同時に出願する人たちは私の成績を大きく上回っていて、
先生方に普通に考えて、
私は不合格の可能性が高いと事前に伝えられていました。


しかし、当時の私は日本大学松戸歯学部のことだけが
頭を離れず、当日に歯学部の入学の強い意志を伝えました。


結果は合格


この時に私の人生は大きく好転しました。


大学では当時、研究配属という制度があり、
低学年のうちから好きな研究室で研究が出来る制度があり、
私は迷うことなく、第二解剖学(組織学)教室で
古代の象の化石 メリテリウムの研究をさせて頂きました。


学生の頃から部活動とともに
夏休み中や休み中も必死に文献を調べて
楽しかった毎日が鮮明に思い起こされます。


その後、学生のポスター発表で
日本解剖学会で発表の機会を頂きました。


今の私の歯学への熱い情熱はこの頃から始まりました。



























当時の松戸歯学部の組織学教室では、


小澤幸重 教授、
寒河江登志朗 先生(元 日本大学松戸歯学部 教授)
鈴木久仁博 先生(現 日本大学松戸歯学部 教授)
山本 仁(現 東京歯科大学 教授)

の先生方が教室にいらっしゃり、
非常に教室に活気があり、楽しく充実した大学生活でした。

























小澤先生が執筆された

エナメル質比較組織ノート
(わかば出版)



を塾長は、
今も時折見てはエナメル質の神秘的な世界を楽しんでいます(*´▽`*)


小澤先生は著名な解剖学者



















三木成夫 先生


のお話も多くしていただきました。

三木先生は生物に対する深い思想や
素晴らしい解剖学の絵は見ているだけでも素晴らしいです。

























この頃の経験が今の熱い情熱を持った東京デンタルスクール
の大きな礎となっています。


今度は私が少しでも今の歯学部の学生さんたちに
熱い情熱と歯科医師の素晴らしさを少しでも伝えていきたいと思います。



東京デンタルスクール

03-6807-1546
(AM10:00-PM23:00)



執筆:東京デンタルスクール
塾長 岡田優一郎