皆さんこんにちは。
歯学部現役生(1〜6年)、既卒生のマンツーマン個別指導塾【秋葉原教室(東京)、松戸教室、オンライン個別指導教室】東京デンタルスクール 岡田です。
今回は、第119回歯科医師国家試験C11を解説していきます。
第119回歯科医師国家試験 C11
副交感神経活動の亢進によって起こるのはどれか。1つ選べ。
a 瞳孔の散大
b 心拍数の増加
c 膵液分泌の促進
d 気管支平滑筋の弛緩
e 副腎髄質からのホルモン分泌の促進
正答:c 膵液分泌の促進
進級試験や卒業試験にも頻出の内容です。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
国家試験ではまず、
交感神経=「闘争・逃走」
副交感神経=「休息・消化」
という大きなイメージを持っておきましょう。
副交感神経が亢進すると、消化管の運動や分泌が活発になり、膵液分泌も促進されます。したがって c が正答です。
a 瞳孔の散大 ×
瞳孔散大(散瞳)は交感神経の作用です。
副交感神経が亢進すると、瞳孔括約筋が収縮して縮瞳します。
b 心拍数の増加 ×
心拍数増加は交感神経の作用です。全身に血液を送り出します。
副交感神経、特に迷走神経の活動が亢進すると、心拍数は低下します。
c 膵液分泌の促進 ○
副交感神経は消化機能を促進します。
胃腸運動や消化液分泌が促進され、膵臓でも消化酵素を含む膵液の分泌が促進されます。
d 気管支平滑筋の弛緩 ×
酸素を吸い込むイメージで気管支平滑筋の弛緩、つまり気管支拡張は交感神経の作用です。
e 副腎髄質からのホルモン分泌の促進 ×
副腎髄質は交感神経系に属し、交感神経によりアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンを分泌します。
【選択肢のまとめ】
| 選択肢 | 内容 | 主に働く神経 |
|---|---|---|
| a | 瞳孔散大 | 交感神経 |
| b | 心拍数増加 | 交感神経 |
| c | 膵液分泌促進 | 副交感神経 |
| d | 気管支平滑筋弛緩 | 交感神経 |
| e | 副腎髄質からのホルモン分泌促進 | 交感神経 |
国家試験ポイント
副交感神経は、細かく一つずつ暗記する前に、
「休んで、食べて、消化する方向」
と考えると整理しやすくなります。
副交感神経が亢進すると、
縮瞳・心拍数低下・唾液分泌促進(交感神経でも唾液は分泌されます)・消化管運動促進・消化液分泌促進・排尿促進します。日々学習頑張りましょう!
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