【臨床検査 初尿】

 医系学生の進級、国家試験対策のマンツーマン個別指導スクール【受講は全国マンツーマンオンライン講義、東京（秋葉原）教室を選択】　東京メディカルスクールの岡田です。

今回は臨床検査技師国家試験から良問問題を見ていきましょう。

【66回臨床検査技師国家試験2023】

午後69　初尿を用いて検索を行うのはどれか。

1.Candida albicans

2.Escherichia coli

3.Neisseria gonorrhoeae

4.Pseudomonas aeruginosa

5.Streptococcus agalactiae

正答:3. Neisseria gonorrhoeae

■講義

Neisseria gonorrhoeae（淋菌）は、淋病の原因となる細菌。淋病は代表的な性感染症の一つで、主に性的接触によって伝播します。感染が進行すると、男性では尿道炎や前立腺炎、女性では子宮頸部炎や腟炎などの症状が現れることがあります。基本的に初尿を用いて検査を行います。他の選択肢も簡単にみていきましょう。

■Candida albicansは真菌の一種で、免疫低下などにより発症します。

■Escherichia coli（大腸菌）は通常、腸内に生息しており、一部の株は尿路感染症や食中毒を引き起こすことがあります。

■Pseudomonas aeruginosa（緑膿菌）は院内感染を引き起こすことが知られています。

■Streptococcus agalactiaeは新生児の感染症などの原因となることがあります。

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■東京メディカルスクールは、医学生、歯科学生（歯学生）、薬学生、獣医学生、臨床検査技師、診療放射線技師、言語聴覚士、理学療法士、柔道整復師、管理栄養士、看護師、救急救命士、歯科衛生士、歯科技工士、社会福祉士、臨床工学技士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師などを目指す、さまざな医療系学部の現役生（大学生・専門学校生）の進級、国家試験対策のマンツーマンによる個別指導予備校です。

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【粘膜筋板 国家試験対策】

 医系学生の進級、国家試験対策のマンツーマン個別指導スクール（全国オンライン個別指導または東京教室（秋葉原）を選択）東京メディカルスクールの岡田です。今回の問題は組織学の粘膜筋板です。早速見ていきましょう。

第66回臨床検査技師国家試験(2023) 

【午後45 粘膜筋板を有する臓器はどれか】　

1.唾液腺　

2.咽頭

3.食道

4.膵臓

5.胆嚢　　　

正答3.食道　　　

【講義】

粘膜筋板は筋線維で、特定の臓器において食物の移動を助ける役割を果たします。

■唾液腺：唾液を分泌する腺であり、粘膜筋板は持ちません。耳下腺、顎下腺、舌下腺のほか、複数の種類の小唾液腺が存在します。

■咽頭：これは口から食道への入り口までの部分であり、粘膜筋板はありません。

■食道：咽頭から胃へと食物を運ぶ管であり、粘膜筋板を持っています。食道の粘膜筋板は、食物の進行を助けるために収縮と弛緩を繰り返します。

■膵臓：膵液を分泌する外分泌腺であり、グルカゴンやインスリンを分泌する内分泌腺でもあります。

■胆嚢：肝臓が生成した胆汁を蓄える袋のような臓器です。

今回の問題の正解は「3.食道」です。食道は、食物の進行を助けるための粘膜筋板を有しています。

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日本アンチエイジング歯科学会 第17回学術大会

【日本アンチエイジング歯科学会　学術大会】

1600名を超える会員に支えられ、多岐にわたる医療専門家や歯科医師をはじめさまざまな専門家により支えられています日本アンチエイジング歯科学会第17回学術大会が、10月28日、29日(2023)に熊本で開催されます。

健康とアンチエイジングは、想像以上に私たちの口腔内から始まるものです。日本アンチエイジング歯科学会では、各界から集った専門家が予防ケア、治療、そして生涯にわたる健康な笑顔を守るための研究に注力しています。

歯学の知見を深めたいと願う歯学部、医療系学部や興味のある学生や卒業生、また基礎研究や臨床研究に情熱を注ぐ研究者や臨床に携わる先生方の皆様、楽しみながら学ぶこの貴重な機会に興味はございませんか？

あなたの専門知識と情熱、貴重な経験が、我々の重要な使命を推進するための不可欠な要素です。

日本アンチエイジング歯科学会で、歯科医学やアンチエイジング医学の新たな地平を一緒に切り開き、学びの旅を楽しみませんか？すべてはあなたの参加から始まります！学会当日のご参加も歓迎です。熊本での皆様のご参加、心よりお待ちしております。

https://jsda17.secand.net/ 

【β-D-グルカン 真菌】

医系学生の進級、国家試験対策のマンツーマン個別指導（受講は全国オンライン個別指導または秋葉原教室（東京）を選択可能）　東京メディカルスクールの岡田です。 

今回は臨床検査技師国家試験より良問の医学講義です。

69回臨床検査技師国家試験(2023) 後半問題 

問題40: 血中(1→3)-β-D-グルカンが高値となるのはどれか。 

1.ムコール症 

2.溶連菌感染症

3.アスペルギルス症 

4.リケッチア感染症 

5.新型コロナウイルス感染症 

正答: 3. アスペルギルス症 

【解説講義】

β-D-グルカンは、ムコール症やクリプトコッカス（莢膜を有するため上昇しにくい）を除く、多くの真菌の細胞壁の主要な構成成分であり、この成分が血中に存在するということは真菌感染の可能性があります。 

選択肢の中で溶連菌感染症は細菌感染によるもので、特に真菌とは関係がありません。今回の正答となるアスペルギルスは、真菌の一種で、血中のβ-D-グルカンが高値となる可能性があります。また、リケッチア感染症や、新型コロナウイルス感染症は真菌ではないため β-D-グルカンとは関係ありません。 

今回の選択肢では、真菌のスペルギルス症は血中のβ-D-グルカンが高値になる可能性があります。したがって、選択肢3が正解です。

全国さまざまな医療職が集い設立された東京メディカルスクールでは、各種医系学生の現役生、国家試験浪人生（既卒生）の定期試験・卒業試験、国家試験対策を受講いただけます。

「進級や留年が不安・・・、国家試験に備えたい。」

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■東京メディカルスクールは、医学生、歯科学生（歯学生）、薬学生、臨床検査技師、診療放射線技師、言語聴覚士、理学療法士、柔道整復師、管理栄養士、看護師、救急救命士、歯科衛生士、歯科技工士、社会福祉士、臨床工学技士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師などを目指す、さまざな医療系学部の現役生（大学生・専門学校生）の進級、国家試験対策のマンツーマンによる個別指導予備校です。

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東京メディカルスクール

日本大学ビジネスプランコンテスト

【日本大学ビジネスプランコンテスト審査員に就任】

日本大学ビジネスプランコンテスト開催にあたり東京メディカルスクール株式会社（代表取締役　岡田優一郎）が審査員を務めさせていただくこととなりました。

東京商工リサーチの「全国社長の出身大学」（調査2022年度版）によれば、日本大学は社長輩出数で全国1位となっております。

「日本大学からの社長輩出数が全国1位という実績は、その学問と実践力の教育の質と環境の良さを物語っています。このような素晴らしい舞台で、若手の才能を発掘し、彼らの夢やビジョンを共に形にしていくことを楽しみにしております。」

知識と経験を生かし、次世代のビジネスリーダーの育成・発掘に尽力してまいります。

2023年10月1日

東京メディカルスクール株式会社

代表取締役　岡田　優一郎

https://tokyo-medicalschool.com