2023年10月6日金曜日

【β-D-グルカン 真菌】

医系学生の進級、国家試験対策のマンツーマン個別指導(受講は全国オンライン個別指導または秋葉原教室(東京)を選択可能) 東京メディカルスクールの岡田です。 

今回は臨床検査技師国家試験より良問の医学講義です。

69回臨床検査技師国家試験(2023) 後半問題 

問題40: 血中(1→3)-β-D-グルカンが高値となるのはどれか。 

1.ムコール症 

2.溶連菌感染症

3.アスペルギルス症 

4.リケッチア感染症 

5.新型コロナウイルス感染症 

正答: 3. アスペルギルス症 


【解説講義】

β-D-グルカンは、ムコール症やクリプトコッカス(莢膜を有するため上昇しにくい)を除く、多くの真菌の細胞壁の主要な構成成分であり、この成分が血中に存在するということは真菌感染の可能性があります。 


選択肢の中で溶連菌感染症は細菌感染によるもので、特に真菌とは関係がありません。今回の正答となるアスペルギルスは、真菌の一種で、血中のβ-D-グルカンが高値となる可能性があります。また、リケッチア感染症や、新型コロナウイルス感染症は真菌ではないため β-D-グルカンとは関係ありません。 


今回の選択肢では、真菌のスペルギルス症は血中のβ-D-グルカンが高値になる可能性があります。したがって、選択肢3が正解です。


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