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2013年4月13日土曜日
海外旅行の医学 日本旅行医学会
海外旅行の医学~日本旅行医学会~
東京デンタルスクール 塾長の岡田です^^
本日2013年4月13、14日に日本旅行医学会の
学会に行ってきました^0^
日本旅行医学会は、医師、歯科医師、看護師や
様々な職種の方が参加している学会です。
宇宙の医学や、熱帯医学、潜水病、
高山病など様々なトピックが扱われます。
今年は救急医療やテロが中心テーマでとても
楽しみにしていました(=^-^=)
一番最初のご講演はニューヨーク最新救急医療事情
(カーライル L・セントマーチン先生、中谷宣章先生)
ニューヨークは、塾長も行ったことがあり、様々な
人種や文化が融合している街です。
ニューヨークの病院は郊外にあり、受付から
受診終了まで5~8時間が必要で、
日本との文化の違いを感じます。
日本とは異なり、アメリカは契約社会ですので
初診料でも4万円、それに検査代などが
必要となってきます^^;
今回のご講演のEMCでは到着後15分以内に
対応を受けられ、幹線道路に面しているので
非常に立地が良いとのことです(^0^)
次に、興味があったのがマレーシアの医療事情
(BEH CHOR KHIM 先生)です。
マレーシアには塾長も訪れたことがあり、
現地の雰囲気で食べる食事などはまたすばらしいです。
(アメーバ赤痢やランブル鞭毛虫などの下痢にきをつけて^^;)
マレー語をはじめ、様々な言語や文化が融合しています。
WHOによれば医療ランキング
1位は・・・
フランス
アジアのシンガポールは6位、
日本は10位、アメリカ37位、マレーシア49位
とのことです。
シンガポールは日本では手に入らない
ワクチンなども備蓄されています。
また、環境指標では1位がスイス。
2位が日本です^^v
日本はあらゆる面で頑張っています。
マレーシアでは人口比の医療職の人数の目標を
以下のようにしています
医師 600人に対して1人
歯科医師 4000人に対して1人
薬剤師 2000人に対して1人
日本は
医師 446人に対して1人
歯科医師 1298人に対して1人
薬剤師 478人に対して1人
です。
上記をみると
日本の医師の数は非常にコントロールされている
ことがわかります。
・・・
対して歯科医師は(>_<;)
日本では人数は
医師は約29万人
歯科医師約10万人
薬剤師約27万人です。
医師は40以上の診療科がありますが、
歯科医師は同じ診療科目で
歯科医師の数は
医師の3分の1
います(汗)
日本では医師が少ないというよりも歯科医師の数が (>_<;)
これからはますます歯学部の進級、CBT、
卒業試験、歯科医師国家試験が難関化しそうです^^;
歯学生の定期試験や、CBT、国家試験対策を行う
東京デンタルスクールにお越しいていただいていている生徒様
のお父様は医師や歯科医師でいらっしゃることが多く、
しかも日本や海外でも著名な有名な教授クラスの
ご子息の生徒様が多数ご来校されています。
その際に
「今の歯学部の進級、歯科医師国家試験は難しい」
という話を皆様話されます。
今の歯学部は予備校や卒業生の認識
としては今や選抜試験です。
歯科医師国家試験は
6年生で
365日
毎日12時間以上
勉強しても普通に全然何度も落ちることがある試験です(>_<;)
1問禁忌を踏んで不合格
必修80%いかなくて不合格
領域が足りなくて不合格
様々なところにトラップ(罠)があります^^;
マレーシアでは風邪の治療は約3000円とのことで、
アメリカの初診料4万円とは10倍の開きです。
また、興味を持ったのはデング熱です。
デング熱は蚊によって媒介され、
高熱と、嘔吐などがみられ、血小板数が低下し、
時に出血傾向、ショック状態になることもある病気です。
デング熱は今までも何度か様々な場所で
聞いたことがあり、イメージ的には致死率の高い
かなり怖い勝手なイメージをなぜか塾長はもっていましたが、
現地に10年いると1回かかるような身近な病気であり、
ほとんどは1か月程度で治る病気であることを
知りました^^
(もちろん、ショック状態などに陥ると死に至る可能性もあります)
また、マレーシアは市街地ではマラリアをそれほど意識しなくても
いいですが、マレー半島、サラワク州のジャングルではアトバクオン、
サバ州ではマラリア高リスクでメフロキン、ドキシサイクリン、
マラロンなど各種マラリア薬の適応となるということです。
また、先生の講義の癌に対するP53遺伝子治療の
話は非常に興味深いです。
P53はがん抑制遺伝子
歯科医師国家試験にも頻出です^0^
また、今回の旅行医学会では外務省による
テロ情報講義があったのですが急遽延期で
非常に残念でした(>_<;)
公安調査庁のテロ情報の講義はあるのですが、
明日はその時間は授業が入っているので聞くことが出来ません(>_<;)
外務省によるテロ情報の講義の時間には
旅行者、海外勤務者のためのテロ、誘拐対策のご講演になりました!
外務省講義のキャンセルにショックを受けていただけに、
変更後の講義内容を聞いて興味深い講義だったのでよかったです。
講師はハーバード大学医学部(ミシェル V カラハン)先生
生物兵器に対する医学研究など様々な研究をされていらっしゃるということです。
海外のテロといえば邦人が含まれる事件がありました。
これから日本の技術を世界に発信してゆく中で世界の情勢
を把握し、邦人の安全や健康管理を行うことは非常に重要です。
今回の授業ではテロ情報をできる限り正確に把握し、
事前の防衛トレーニング、水の獲得などのトレーニングを行うことも
求められているということでした。
日本旅行医学会では旅行や熱帯医学、邦人保護など
内容が多岐にわたり、日本だけではなく海外の演者の
一流の先生方のお話を拝聴でき、机上ではない現場の
情報に触れることが出来、来年度も楽しみです(*^-^*)
海外の演者の先生の公演は通訳がないので
すべて英語での講演となります。
日本語のプリントは半ページなど概要がありますが、
やはり英語が聞き取れないと厳しいです。
参加されている先生方は医師が中心で、医学部受験や
在学中も英語などに触れているので英語に抵抗が
ある先生はそれほど多くいらっしゃいません。
東京デンタルスクールにお越しいただいている歯学部の
保護者様も医師や歯科医師の有名な先生が多く、
海外の学会や、海外の大学での講義などすべて英語で話されています。
歯科医師国家試験にも英語の問題が数年前より導入され、
医療職はもはや英語を読める、話せてすごい!ではなく、
読めない、話せないというのは通じないのかもしれません。
本日もご講演中にありましたが、経済のTPPのように
将来的には医療の垣根はますます低くなっていくのかもしれません。
塾長の努力は・・・
英語を少しずつ単語を覚えて、日常中国語も合わせて学んでいます。
これからは英語と中国語、そして、興味のある言語など
日本もシンガポールのように少しずつ経済発展のためにも
様々な言語を学んでいく必要がありそうです。
シンガポールは日本を目標にしていると現地で聞いたことがあります。
今度は日本がシンガポールの良いところ(英語に強いなど)を学んで、
さらに発展を遂げていけるといいですね^-^
医師・歯科医師・薬剤師コースなどもございますので
合わせてお気軽にお問い合わせください。
東京デンタルスクールは1:1のマンツーマンの
個別指導なので例えば自宅浪人をしながら
ポイントポイントを押さえてゆくこともできます。
また、月曜日から日曜日まで午前中から午後
23時までj授業時間を選択出来るので様々な
生活スタイルで進めてゆくことが出来ます^0^
生徒様はもちろん、保護者様からの
ご相談・お問い合わせもお待ちしております^0^
お気軽にお問い合わせ下さい!(=^-^=)
東京デンタルスクール お問い合わせ
http://www.dentist-school.com
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