2016年5月23日月曜日

慶応 三田会 学閥の王者


学閥の王者
慶応 三田会

~週刊ダイヤモンドを読んで~


東京メディカルスクール 岡田です。
今日は秋葉原に移動中に


週刊ダイヤモンド社
慶応三田会 学閥の王者


週刊ダイヤモンド社(2016 5月28日)という迫力ある
表紙の雑誌を読んでいる会社員の方を


多く見かけた。














流行には流されない方だが、
偶然に通りがかった売店で
手の取れる位置にあったので移動中に読んだ。

普段時間に追われているので雑誌はすべて
移動中に読み上げ、昼食中にブログを書く。

慶応 三田会という言葉は恥ずかしながら
この雑誌を通して知ることになった。

雑誌によればサントリーホーディングス会長の
佐治信忠氏とローソンの社長に就任したばかりの
新浪剛氏はこの慶応大学の三田会で意気投合したという。

大学では同窓会的なものは存在するが、この三田会は
寄付金による集金力が

約85億円

という。

想像がつかない規模である。
この三田会の驚くべきは慶応大学のネットワークである。

大手企業内でも様々な三田会が設立されており、
法曹に至るまで広がっている。

人脈をたどればほぼ何でもやり切れるのでは
ないかというネットワークだ。

事業成功の鍵はほぼ物件で決まる


雑誌や新聞で飲食店の事業をしている人のインタビューで
多く耳にすることである。

三田会は銀座をはじめ主要都市圏に不動産三田会
という関係があり、普段の不動産流通では貸借は
夢のまた夢という物件取得・貸借が時に可能になるという。

また、三田会は日本だけではない。

世界に人脈を築いている。


なんと、七代商社役員のOB総数は東大を
抜いて慶応大学が最多だという(雑誌内)

商社のことは残念ながら畑違いにて
分からないが、ニューヨークでは三田会の
会員数は1400人を超えるという。

旅行でニューヨークに一度足を運んだことがあるが、
ニューヨークの街の規模で三田会とが1400人の人脈を
占めているという意味は大きいだろう。

また、日本の社交クラブとしての
交詢社、東京三田倶楽部、慶応倶楽部が紹介されていた。

インターネットで少し拝見してみると上記は
かなり有名な慶応大学の社交サロンらしい。


日々知らないことが多いと実感する。


また、慶応大学には入学時によって序列があるという。


幼稚舎入学>中高入学>大学入学


である。

大学から慶応大学に入るという方も
多いと思うが雑誌によれば大きな
「すみわけ」が出来ているようである。

これは当然と言えば当然だろう。
幼稚舎に入学するということは、親同士のつながりも存在し、
それこそ数世代という長い年月をかけて築き上げられた信頼と言えるだろう。


記事を読んでみると内部性は法学部、経済学部、商学部
という文系学部御三家という進学を選択することが多いという。
雑誌には医学部同窓会(三四会)、歯科三田会などもあることを知った。

医学系の業界の全体像は少し知っていたつもりだったが、驚きである。



なるほど。


三田会をはじめ、幅広いネットワークを持つ内部生
は経済学部などを卒業し、総合商社などに努めることが多いという。


ここで誰もが気になるのが出世である。


雑誌でも三田会が出世に少なからず影響する可能性がある
ことが触れられている。

総合商社に入り、慶応大学の社交クラブである
交詢社、東京三田倶楽部、慶応倶楽部に入り、
人格とビジネススキルを磨く。

挑戦し甲斐のある大きな努力かもしれない。


今回、電車の中でふと目にした週刊ダイヤモンド

慶応 三田会



移動中に読みふけってしまった。

また、ふと昼食のランチを食べながら本日のブログを
打っていると、ななめ前の会社員もこの雑誌を手に取っていた。

やはり注目度が非常に高いようだ。


面白く、勉強になる記事であった。