2016年9月1日木曜日

防災の日 代表岡田の登山グッズ・初めての登山入門のポイント


東京メディカルスクール 代表の岡田です。


本日9月1日は「防災の日」、
先日は「山の日」もありましたが、
防災グッズと登山グッズは応用できるものが多くあります。


私は年に何回か山にハイキング程度を
何回か行くことがであります。


このブログはおかげさまで
毎日100名以上の方にご覧いただいています。

今回は私の登山グッズの紹介と
登山ハイキング未経験の方への簡単な
入門ポイントを紹介していきましょう!
(登山行為は実力にあった山・道具を選び自己責任です)



リュックサック
ストック
















ハイキングや登山にリュックサックは重要です。
私の経験上、登山ではリュックサックはこのように縦長が良いです。

例えば細い道で人とすれ違う時や狭い岩の間を抜けるとき、
幅広のリュックは時に引っかかり、危険を招くことがあります。

また、ストックは膝への負担を軽減するために有用です。

ZEROPOINT  モンベル取扱



コンパス、地図、マップケース、GPS
充電器、ヘッドライト、鈴












コンパス SILVA
GPS GARMIN
http://www.garmin.co.jp/
充電器 GOAL ZERO
http://www.goalzerojp.net/
ヘッドライト PETZL
https://www.petzl.com/INT/en#.V8fa4-Tr3IU
マップケース、サングラス、鈴 モンベル取扱
https://www.montbell.jp/


登山は低山のハイキングであっても自然を
相手とするため準備は必要不可欠である。


例えば初心者向けの登山道でも足を滑らせれば
滑落し、数十メートルの崖下に落ちるリスクもある。
また、特にソロ登山の道迷いでは一歩間違えれば
本格的な遭難となり、水分がなければ数日ももたない。


そのため信頼できるコンパスやGPSが必要である。
コンパスはSILVA社などの登山向けのものが安心である。

GPSは近年は携帯電話にも入っているが、ガーミンなど
専用のGPSも持参するとより安心である。


地図は折りたたんでこまめに確認することが必要なので
マップケースなどがあると使いやすい。

地図はガイドブック、市販されている登山地図、
国土地理院の地図の3点をそれぞれ2セットずつ
コピーして準備したい(携帯用とバッグ保管用

2万5千分の1の地図のオンライン購入
http://net.jmc.or.jp/index.html

また、携帯電話などソーラー電池式の充電器があると
ソロ登山などではより安心感が高まる。

登山中にアクシデントで周りが暗くなってしまった時などは
持参するタイプの懐中電灯は非常に使いづらい。
ヘッドライトが必須で、ぺツル社製などは信頼できる。


休憩中など折りたたみ式のサングラスはあると快適である。

関東の低山では熊の心配はあまり無いが、
北海道や東北などを登山する時に熊の活動期の
春や初夏などはクマよけの鈴を持参する必要がある。


時計


登山中の時計はタフなものが求められる。


CASIOのプロトレックの時計を愛用しており、
この時計は太陽光で充電出来、電池不要である。

方位磁針や標高も図ることが出来る優れものである。


しかし、方位磁針は専用のコンパスを持っていく必要がある。
実体験として、過去に南米の旅の途中で時計の磁石が狂ったことがある。


この時計は、過去に訪れた最高標高が自動で記録される。

私が、この時計と旅をしたのは「3993メートル」
(参考 富士山の標高 3776メートル)

富士山より高いので高山病にかかっていた人が多いです。
高山病を少しでもリスクを下げるには睡眠をしっかりとり、
当日は甘いものを食べて、大きく深呼吸しながら移動します。
















愛用のプロトレック(CASIO)
http://protrek.jp/






登山で重要なものとして靴が挙げられる。

靴は近年はトレッキングなどは下記のように
ブーツがくるぶしを覆わないタイプが人気。


身近な低山でも鎖場といって簡単な岩登りがある時がある。


その際に求められるのはグリップ力とスタイリッシュなフィットした靴。
モンベルから発売されているトレールグリッパーは岩場で滑りにくい。
しかも、靴はゴアテックスで防水になっている。













モンベル


低山の登山は時に簡単な鎖場の
数メートルの岩を登らなければならない場所がある。



その時に、一度クライミングの講習を受けておくと
初めて鎖場に直面するよりは若干心理的な影響が軽くなる。

私が過去にクライミングの講習を受けた時の写真
登山ショップの人や消防隊の人なども参加されていた。
























全国様々な講習があり、
数十メートルの崖をプロ登山家に確保してもらい、
クライミングを体験することが出来る。

各種講習では、ロープ、ハーネス、カラビナ、スリング、ヘルメット
コントロールデバイスなど各種器具の
使用方法なども教えてもらうことが出来る。



レインウェア・防寒具・リュックカバー、防水グローブ

















防水グローブ THE NORTH FACE
http://www.goldwin.co.jp/tnf/
防寒具、レインウェア、リュックカバー モンベル


山に登るときはどんな晴れていても、
低山でもレインウェア、防寒具が必須である。


レインウェアはゴアテックスだと心強い。

また、レインウェアに合わせてゴアテックス製の
帽子があると雨が目に入りずらくなるのでお勧めである。
リュックカバーは普段の台風などが来た時にも
使用でき、これらは防災でも大いに役立つ。



非常食・ガスバーナー、ナイフ、火打石












クッカー JET BOIL
http://www.jetboil.jp/
ナイフ Gerber
http://www.gerbergear.jp/
火打石 UST
https://www.ustbrands.com/


非常食はお腹にたまるものや、高カロリーのものが
おすすめである。ブドウ糖や塩キャンディもあると良い。
また、ガスバーナーがあると
温かい食事をとることが出来る。


ナイフや火打石はサバイバルで役立つ。
火打石ははじめはコツがつかみにくいが、
ポイントは叩くのではなく、「押し付けて回す」イメージで使用する。




非常時 タープ、保温マット
浄水器、パラシュートロープ














浄水器 KATADYN
https://www.katadyn.com/de/de
ペグ SOL
防寒シート、タープ


私は登山ハイキング行くときは朝一で山に入り、
4時頃には下山し、夜は塾に戻り講義を取る。


私は、1日まるまる休日という日は
年に数回程度で、現在でも
ほとんどは月に2回ほど半休程度である。
(20代後半は休みをとらず起業に情熱を注いでいた)


私が行くのは低山のハイキング程度だが、
毎回一人(ソロ)で行くため
道に迷ったり、滑って登山道を
外れた場合の遭難対策の準備も行って山に入ることが多い。


浄水器は防災時にも役立つ。
KATADYN社の浄水器は軽量で信頼が高い。


非常時はタープ(簡易テントのようなもの)をパラシュート
ロープがあれば設置可能だ。


また、軽量の保温マットも持参する。
スタッフバックと呼ばれる小さい袋に入れれば小さくまとまる。



救急用品












バンテリン http://hc.kowa.co.jp/vantelin/

登山で救急用品は必須である。


消毒薬、オロナイン軟膏、鎮痛薬、絆創膏、トイレットペーパーなどは
もちろん、登山中の膝の痛みなどは苦痛を伴う。
湿布や膝をガードできるバンテリンサポーターなどは軽量でおすすめだ。

また、夏シーズンは虫よけスプレーも持参したい。



水筒、椅子、テーブル、折りたたみ傘












折りたたみ傘 スノーピーク
https://www.snowpeak.co.jp/
その他:モンベル・アマゾンで購入

水筒は私は軽量化のためにプラスチック製の水筒を用いているが、
寒い日などは保温性のある水筒を使用している。


椅子やテーブルは必須ではないが、上記のようにリュックに入る
小さい数百グラムの軽量のものがある。


レクリエーションの登山では上記があるとどこでもゆっくりと休める。


折りたたみ傘は不要と思われるかもしれないが、
登山道に行くまでは通常の町中を通ることも多い。


スノーピークの傘は、軽量でかさばらないのでお勧めである。
また、台風などで壊れない傘ユーロシルム社の傘の丈夫さには驚く。
ユーロシルム https://www.euroschirm.com/



登山は低山の数時間のハイキングでもリスクを伴う
スポーツであり、しっかりと準備をして山を楽しんでほしい。


私のおすすめの低山の登山コースは
関東の入門縦走コースとして知られる陣馬山から高尾山
に向かうルート 約15キロの登山道である。
http://takaozanyuho.com/guide/course/course08/


関東入門縦走コース 

日帰り 5~6時間
陣馬山(スタート)→高尾山(ゴール)























陣馬山→高尾山コースの登山道
登山中の代表 岡田撮影



私は夜には授業があるので宿泊の縦走は出来ず、
東京近郊の山に、
朝9時などに登り、3時頃に下山し、夜は授業を行っている。


しかし、少しの休憩でも心が爽快になるのが登山の魅力である。


陣馬山スタートの高尾山ゴールは途中で離脱(エスケープルート)
もあり、高尾山からはロープウェイを利用できる。


しかしながら、登山は危険が伴う行為であるので自己責任で、
準備はしっかりとして自分のレベルにあった山から選択することが重要である。


登山と防災グッズは一部が利用できるものが多い。
無機質な準備ではなく、楽しみながら様々な準備を試行錯誤しながら進めてほしい。

執筆:東京メディカルスクール
岡田優一郎