2019年7月4日木曜日

歯科用レーザー 歯学部の定期試験、歯科医師国家試験対策


歯学部1年~6年生、国試浪人生の定期試験、CBT、歯科医師国家試験
対策のマンツーマン個別指導スクール 東京デンタルスクール 代表の岡田です。

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今回のミニ講義のテーマは保存修復学・歯科理工学 レーザーです!!

レーザーはCO2レーザーでの切開・止血
含め現在の歯科臨床において重要な位置を占めるようになってきました。

レーザーは単波長で、指向性に優れ、エネルギー密度が高く
112回歯科医師国家試験では「単波長」が出題されました。

レーザーの分類は歯科医師国家試験に頻出なのでしっかり覚えましょう!

<分類>
気体レーザー  CO2、He-Ne、Ar
固体レーザー     Er、Nd
半導体レーザー GaAs

また、レーザーはしっかりと特徴や用途も覚えることが重要です。
日常の歯科臨床においてもよく用いられるレーザーはCO2レーザーです。
CO2(炭酸ガス)レーザーは10.6μmと最も波長が長く水に吸収されやすく
組織表面吸収型レーザーです。
このCO2レーザーは切開によく用いられ、止血効果に優れるため
縫合が不要となることも多く、歯科臨床をはじめよく用いられます。
CO2レーザーは歯の吸収性が高く、時に炭化・亀裂を引き起こします。

表面吸収型レーザーを2つ選択せよ。
答え CO2レーザー、Er-YAGレーザー

という問題も頻出です。Er-YAGレーザーは水分子を瞬時に
微小爆発させ、歯の切削や歯石除去などに用いられます。
使用の際には注水下にて用います。

これら組織表面吸収型レーザーの他、深部レーザー
はNd-YAGが代表的です。深部の止血効果に優れ、時に技工操作にも用いられます。

これらのようにレーザーは様々な特徴を有し、それぞれ
適した使用方法があります。

波長によりCO2レーザー、Er-YAGレーザー、Nd-YAGレーザー、半導体
などは直接目で見ることが出来ない赤外線ですが、
気体レーザーであるHe-Neレーザーなどは赤色の可視光です。
He-Neレーザーは顎関節痛み、口内炎、知覚過敏などに用いられます。

今回は近年、歯科臨床、歯科医師国家試験で重要な
項目であるレーザーについて説明をしてきました。

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執筆 東京デンタルスクール
代表 岡田優一郎
日本大学松戸歯学部卒業 学部長賞受賞
International College of Dentist fellow
日本アンチエイジング歯科学会理事