【食中毒】薬剤師国家試験2023,1日目必修問題 問題20
耐熱性芽胞を形成する偏性嫌気性細菌で大型の深鍋で調理したカレーやシチューによる食中毒の原因となるのはどれか。1つ選べ。
1.黄色ブドウ球菌
2.カンピロバクター
3.サルモネラ属菌
4.腸炎ビブリオ
5.ウェルシュ菌
正答5.ウェルシュ菌
【解説】
■黄色ブドウ球菌:黄色ブドウ球菌は加熱無効のエンテロトキシンによる毒素型。芽胞は形成しない。
■カンピロバクター:加熱不十分な鶏肉などから感染することが多い。ギランバレー症候群との関連も頻出。
■サルモネラ属菌:卵などがテスト頻出のキーワード。十分な加熱や衛生対策が必要。
■腸炎ビブリオ:主に魚介類から感染することが多く、胃腸炎症状を引き起こす。
■ウェルシュ菌:
ウエルシュ菌(Clostridium perfringens )は芽胞を形成し、大釜など作り置きのカレーやシチューなどがキーワード。黄色ブドウ球菌との国家試験鑑別キーワードの一つが芽胞です。
■東京メディカルスクールは、医学部、歯学部、薬学部、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、柔道整復師、管理栄養士、看護師、歯科衛生士、歯科技工士、社会福祉士、臨床工学技士など様々な医療系学部の進級、国家試験対策のマンツーマンによる個別指導スクール予備校です。
■受講は全国のマンツーマンによるオンライン個別指導または、東京(秋葉原)駅 徒歩3分の教室にて個別指導講義をご選択いただけます。
お気軽に【進級のご相談】や資料請求などお待ちしております。
東京メディカルスクール総合窓口
(AM9:00-PM23:00 年中無休)
03-6802-5260
(各国家試験対策の部門担当より折り返しをさせていただきます)
【進級、国家試験 相談・資料請求フォーム】
https://pro.form-mailer.jp/fms/4e479b7c97932
東京メディカルスクール