小児歯科学
皆さんこんにちは、歯学部の進級、CBT、卒業、歯科医師国家試験対策予備校のマンツーマン個別指導スクール(全国対応) 東京デンタルスクールの岡田です。
今回は、小児の歯周組織の特徴についてみていきましょう。
118D87(参考)より下記特徴を〇×をつけてみてください。
【問題チェックリスト 118D87参考】
①小児の歯肉は明るいピンク色を呈する。(〇 OR ×)
②小児の遊離歯肉と付着歯肉の境界は明瞭である。(〇 OR ×)
③小児の歯槽骨の石灰化度は成人より高い。(〇 OR ×)
④小児のセメント質は厚い(成人に対して) (〇 OR ×)
⑤歯根膜腔は加齢変化で狭くなる(〇 OR ×)
歯科医師国家試験合格のポイントは基本を押さえることです。
早速見ていきましょう。
【小児の歯肉と遊離歯肉】
小児の歯肉は角化がうすいため、血管が透過し「歯肉は明るいピンク色」を呈しており、「遊離歯肉と付着歯肉の境界は明瞭」です。特に遊離歯肉と付着歯肉の境界については、記憶があいまいな学生さんも多いため、消去法でしっかりと解くか、暗記をしっかりしておくことが重要です。対して、成人の遊離歯肉と付着歯肉は、炎症などによっても境界がわかりにくい部分もあります。
【小児の歯槽骨、セメント質、歯根膜腔】
小児の歯槽骨の石灰化度は「低く」、同様にセメント質の石灰化も「低い」です。セメント質は加齢変化により厚くなり、対して歯根膜腔は薄くなります。そのため、小児のセメント質は成人に対して薄いことになります。
小児の歯周組織はテスト頻出ですが、暗記や理解がよわくなりがちです。しっかりと覚えておきましょう!
<正答>
①小児の歯肉は明るいピンク色を呈する。(〇)
②小児の遊離歯肉と付着歯肉の境界は明瞭である。(〇)
③小児の歯槽骨の石灰化度は成人より高い。( ×)
④小児のセメント質は厚い(成人に対して) (×)
⑤歯根膜腔は加齢変化で狭くなる(〇)
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