2025年9月22日月曜日

小児の歯周組織の特徴 小児歯科学

 小児歯科学

皆さんこんにちは、歯学部の進級、CBT、卒業、歯科医師国家試験対策予備校のマンツーマン個別指導スクール(全国対応) 東京デンタルスクールの岡田です。


今回は、小児の歯周組織の特徴についてみていきましょう。

118D87(参考)より下記特徴を〇×をつけてみてください。


【問題チェックリスト 118D87参考】

①小児の歯肉は明るいピンク色を呈する。(〇 OR ×)

②小児の遊離歯肉と付着歯肉の境界は明瞭である。(〇 OR ×)

③小児の歯槽骨の石灰化度は成人より高い。(〇 OR ×)

④小児のセメント質は厚い(成人に対して) (〇 OR ×)

⑤歯根膜腔は加齢変化で狭くなる(〇 OR ×)


歯科医師国家試験合格のポイントは基本を押さえることです。


早速見ていきましょう。


【小児の歯肉と遊離歯肉】

小児の歯肉は角化がうすいため、血管が透過し「歯肉は明るいピンク色」を呈しており、「遊離歯肉と付着歯肉の境界は明瞭」です。特に遊離歯肉と付着歯肉の境界については、記憶があいまいな学生さんも多いため、消去法でしっかりと解くか、暗記をしっかりしておくことが重要です。対して、成人の遊離歯肉と付着歯肉は、炎症などによっても境界がわかりにくい部分もあります。


【小児の歯槽骨、セメント質、歯根膜腔】

小児の歯槽骨の石灰化度は「低く」、同様にセメント質の石灰化も「低い」です。セメント質は加齢変化により厚くなり、対して歯根膜腔は薄くなります。そのため、小児のセメント質は成人に対して薄いことになります。


小児の歯周組織はテスト頻出ですが、暗記や理解がよわくなりがちです。しっかりと覚えておきましょう!


<正答>

①小児の歯肉は明るいピンク色を呈する。(〇)

②小児の遊離歯肉と付着歯肉の境界は明瞭である。(〇)

③小児の歯槽骨の石灰化度は成人より高い。( ×)

④小児のセメント質は厚い(成人に対して) (×)

⑤歯根膜腔は加齢変化で狭くなる(〇)


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