2026年8月22日土曜日

生理学の基礎。副交感神経の作用を整理!交感神経と副交感神経はイメージで覚えよう!【第119回歯科医師国家試験C11】

 皆さんこんにちは。

歯学部現役生(1〜6年)、既卒生のマンツーマン個別指導塾【秋葉原教室(東京)、松戸教室、オンライン個別指導教室】東京デンタルスクール 岡田です。

今回は、第119回歯科医師国家試験C11を解説していきます。

第119回歯科医師国家試験 C11

副交感神経活動の亢進によって起こるのはどれか。1つ選べ。

a 瞳孔の散大
b 心拍数の増加
c 膵液分泌の促進
d 気管支平滑筋の弛緩
e 副腎髄質からのホルモン分泌の促進

正答:c 膵液分泌の促進


進級試験や卒業試験にも頻出の内容です。

自律神経には交感神経副交感神経があります。

国家試験ではまず、

交感神経=「闘争・逃走」
副交感神経=「休息・消化」

という大きなイメージを持っておきましょう。

副交感神経が亢進すると、消化管の運動や分泌が活発になり、膵液分泌も促進されます。したがって c が正答です。

a 瞳孔の散大 ×

瞳孔散大(散瞳)は交感神経の作用です。

副交感神経が亢進すると、瞳孔括約筋が収縮して縮瞳します。

b 心拍数の増加 ×

心拍数増加は交感神経の作用です。全身に血液を送り出します。

副交感神経、特に迷走神経の活動が亢進すると、心拍数は低下します。

c 膵液分泌の促進 ○

副交感神経は消化機能を促進します。

胃腸運動や消化液分泌が促進され、膵臓でも消化酵素を含む膵液の分泌が促進されます。

d 気管支平滑筋の弛緩 ×

酸素を吸い込むイメージで気管支平滑筋の弛緩、つまり気管支拡張は交感神経の作用です。

e 副腎髄質からのホルモン分泌の促進 ×

副腎髄質は交感神経系に属し、交感神経によりアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンを分泌します。


【選択肢のまとめ】

選択肢内容主に働く神経
a瞳孔散大交感神経
b心拍数増加交感神経
c膵液分泌促進副交感神経
d気管支平滑筋弛緩交感神経
e副腎髄質からのホルモン分泌促進交感神経

国家試験ポイント

副交感神経は、細かく一つずつ暗記する前に、

「休んで、食べて、消化する方向」

と考えると整理しやすくなります。

副交感神経が亢進すると、

縮瞳・心拍数低下・唾液分泌促進(交感神経でも唾液は分泌されます)・消化管運動促進・消化液分泌促進・排尿促進します。日々学習頑張りましょう!



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