2023年9月23日土曜日

【ウェアリングオフ現象】

 医系学生のマンツーマン個別指導スクール(秋葉原教室(東京)または全国オンライン個別指導) 東京メディカルスクール 岡田です。今回はパーキンソン関連の知識です。


【112回看護師国家試験午前101一部改変】

パーキンソン病と診断されている)Aさんは社交的で短期入所中はいつも介護老人保健施設の利用者や職員と笑顔で会話していたが、今回は、会話中に急に表情がなくなり声が聞き取れないほど小さくなったり、手足の震えが出現することがあった。食後に内服すると症状は改善するが、内服して2時間後には同じような症状が現れることがあった。


問題 Aさんの症状はどれか。

1.オンオフ現象

2.ジスキネジア

3.アナフィラキシー反応

4.ウェアリングオフ現象

正答4(ウェアリングオフ現象)

 

パーキンソン病は、手足の震え、筋肉の硬直、動作の遅延などの症状が現れる疾患です。この病気の治療には、L-ドパ(ドーパミンの前駆物質)の薬が使われます。

 

ウェアリングオフ現象

パーキンソン病の薬物治療において、薬の効果が徐々に減少していく現象です。薬を服用してから一定時間後に症状が再び現れます。


問題文において、Aさんは薬を内服すると症状が改善しますが、2時間後には症状が再び現れることから、Aさんの症状は「ウェアリングオフ現象」であると考えられます。


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