医系学生の進級、国家試験対策のマンツーマン個別指導スクール 東京メディカルスクールの岡田です。
69回 臨床検査技師国家試験(2023),午後6
77歳の男性。西日本在住。農作業で虫にさされたため診療所を受信し、マダニ咬症と診断された。3日後に39℃の発熱があり再診した。考えられる疾患はどれか。
(補足:2023年国家試験において問題文より最も考えられるもの)
1.日本脳炎
2.発疹チフス
3.ツツガムシ病
4.デング出血熱
5.重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
正答5(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
【解説】
それぞれの選択肢をみていきましょう。
■日本脳炎
日本脳炎はマダニではなく蚊による咬症を介して感染します。日本では不活性ワクチンが用いられていてテスト頻出です。
■発疹チフス
国家試験では発疹チフスはリケッチアと頻出。しっかり押さえましょう。
■ツツガムシ病
国家試験でツツガムシ病は頻出。リケッチアのOrientia tsutsugamushiを暗記。
■デング出血熱
蚊に咬まれることで感染。以前、日本(東京)でも注目を浴びた。
■重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)
SFTSはマダニに咬まれることで感染することが知られており、患者の症状と感染経路はSFTSの典型的な症例を示しています。したがって、この症例に最も適合する疾患はSFTSと考えられます。マダニによるSFTSは、ニュースなど世間での注目を浴び、医学史のように職種間を越えた医学一般知識となっています。
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