2026年8月18日火曜日

矯正装置と上顎臼歯の移動を整理!【歯科医師国家試験119B78】

 皆さんこんにちは。

歯学部現役生(1〜6年)、既卒生のマンツーマン個別指導塾【秋葉原教室(東京)、松戸教室、オンライン個別指導教室】東京デンタルスクール 岡田です。今回は、歯科医師国家試験119B78の解説をみていきましょう❗️


119B78

矯正装置と上顎臼歯の移動様相との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a 咬合斜面板 ― 挺出
b リンガルアーチ ― 近心移動
c 上顎前方牽引装置 ― 遠心移動
d トランスパラタルアーチ ― 回転
e サービカルプルヘッドギア ― 圧下



正答

a 咬合斜面板 ― 挺出
d トランスパラタルアーチ ― 回転


解説

この問題は、矯正装置を何に使う装置かで覚えるのではなく、

その装置で歯がどの方向へ動くのか

を理解しているかを聞いています。

特に国家試験では、

挺出・圧下・近心移動・遠心移動・回転

を区別できることが重要です。


a 咬合斜面板 ― 挺出 

咬合斜面板などにより咬合を挙上して臼歯部を離開させると、臼歯部では挺出方向の変化が起こり得ます。


b リンガルアーチ ― 近心移動 

リンガルアーチは、代表的には固定源の確保や臼歯の近心移動の防止などに利用します。

つまり、

近心移動させる装置ではなく、「近心移動を抑える側と考えると判断しやすいです。

したがって誤りです。


c 上顎前方牽引装置 

上顎前方牽引装置、いわゆるフェイスマスクは、上顎劣成長を伴う反対咬合などで上顎を前方へ牽引する装置です。


d トランスパラタルアーチ ― 

正答

トランスパラタルアーチは左右の上顎大臼歯を口蓋側で連結する装置です。

固定源として使用するほか、

上顎第一大臼歯の回転・捻転の改善

にも利用できます❗️

e サービカルプルヘッドギア 

ヘッドギアは牽引方向によって作用が変わります。

サービカルプルでは牽引方向が下方になるため、上顎大臼歯には

遠心移動+挺出

が起こりやすくなります。

したがって「圧下」は逆です。圧下方向なら、むしろハイプルヘッドギアです。


歯学部進級・CBT・卒試、国試などお気軽にご相談下さい【1年~6年生、既卒生】

東京デンタルスクール資料請求フォーム


歯学部1~6年生・既卒生の進級、CBT、歯科医師国家試験対策

東京デンタルスクールでは、歯科医師講師によるマンツーマン個別指導を行っています。

オンライン教室、秋葉原教室、松戸教室から選択可能です。歯学部の定期試験、進級、CBT、卒業試験、歯科医師国家試験まで、一人ひとりの状況に合わせてサポートします。

学生様・保護者様ともに、お気軽にご相談ください。

資料請求・お問い合わせ

https://www.dentist-school.com/

書籍・教材

『歯科ナビ』『精鋭問題集』『臨床実地問題集』
https://www.dentist-school.com/teaching_aids2

無料公開講義450本以上

https://www.youtube.com/c/tokyodental

東京メディカルスクール 総合窓口
☎ 03-6802-5260
受付時間:9:00~23:00(年中無休)