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今回は2023年看護師国家試験より問題、ベーシック講義です。
【112回看護師国家試験(2023)】
介護保険法における要支援、要介護認定の状態区分の数はどれか。
１.4
２.5
３.6
４.7
正答 ７つ（正答番号4.状態区分数7)
【要支援、要介護認定の状態区分について】
介護保険法では、高齢者や障害者が自立した生活を送るために必要な支援や介護の程度を評価し、その結果に基づいて「要支援」または「要介護」の認定が行われます。これにより、適切なサービスを提供するための基準が設けられています。
要支援（要支援１～２）:
身の回りの日常生活において、一部の支援が必要な状態です。例えば、入浴や食事の際に一部の介助が必要ですが自己の判断力や判断能力は保てる状態です。自宅での生活が可能ですが、周囲の支援が必要です。
要介護（要介護１～５）:
日常生活の多くの場面で介助が必要な状態で、介護サービスを受けることが必要です。要介護の度合いは、要介護１（軽度）から要介護５（重度）まで、支援が必要な程度によって分類されます。例えば、食事摂取や排泄、移動などの自己の行動が難しく、介護が必要です。
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