2026年7月28日火曜日

小腸のグルコース吸収に必要なNa⁺、糖尿病治療薬SGLT2阻害薬との違いも! 【歯科国試119D77】

皆さんこんにちは、歯学部1年~6年生の定期テスト、CBT、卒業、そして、歯科医師国家試験対策のマンツーマンによる個別指導スクール【秋葉原教室・松戸教室・オンライン個別指導(全国対応) 東京デンタルスクール 岡田です。

今回は119回歯科医師国家試験の小腸とグルコース吸収についてみていきましょう!


119D77 小腸におけるグルコースの吸収に必要なのはどれか。1つ選べ。

a K⁺
b Cl⁻
c Na⁺
d Ca²⁺
e HCO₃⁻


正答:c 


小腸のグルコースは、上皮細胞の刷子縁膜に存在するNa⁺・グルコース共輸送体(SGLT1)によって吸収されます。


SGLT1は、Na⁺が細胞内へ移動する力を利用して、グルコースを一緒に細胞内へ取り込みます。したがって、小腸におけるグルコースの吸収に必要なのは正答のNa⁺です。

細胞内に取り込まれたグルコースは、その後、基底膜側のGLUT2を通って血液中へ移動します。


小腸でグルコースを取り込む
=Na⁺と一緒にSGLT1

と覚えておきましょう。

また、SGLTといえば、糖尿病治療薬のSGLT2阻害薬も重要です。

ただし、両者は主に働く場所が異なります。

  • SGLT1:小腸で食物中のグルコースを吸収する
  • SGLT2:腎臓の近位尿細管で、原尿中のグルコースを再吸収する

SGLT2阻害薬は、腎臓でのグルコースの再吸収を抑え、

グルコースを尿中へ排泄させることで血糖値を低下させます。

小腸で吸収するのがSGLT1、
腎臓で再吸収するのがSGLT2(糖尿病の薬で活用)

と整理すると、糖尿病治療薬との関係も含めて覚えやすくなります。

頑張りましょう!


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