2026年7月27日月曜日

Ⅱ級コンポジットレジン修復の手順!隔壁設置と歯間分離を徹底解説 第119回歯科医師国家試験 D30】


 









119D30問題

24歳の女性。上顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。検査の結果、コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時(No.5A)と齲蝕除去後(No.5B)の口腔内写真を示す。

次に行うのはどれか。2つ選べ。

a.隔壁設置
b.歯間分離
c.歯肉排除
d.隣接面保護
e.コーナーマトリックス設置

正答:a、b



皆さんこんにちは、東京デンタルスクール岡田です。

この問題は文中にある、齲蝕除去後、次に何をするかという修復の手順を問う問題です。


写真Bでは、隣接面まで及ぶⅡ級窩洞となっており、隣在歯との接触点(コンタクト)が失われています。

そのため、


a.隔壁設置 〇

まず必要なのはマトリックスを用いて隔壁を作ることです。

隔壁を先に作ることで、良好なコンタクトが得られるというメリットがあります。


b.歯間分離 〇

「CR2級修復は、マトリックス+歯間分離」はセットで覚えるのが国家試験対策のポイントです。


c.歯肉排除 ×

形成前など、歯肉縁下まで窩洞が及んでいる症例では有効ですが、今回の写真では歯肉排除が必要な状況ではありません。


d.隣接面保護 ×

隣接面保護は窩洞形成や齲蝕除去の際に隣在歯を傷付けないために行います。

文中からも、すでに齲蝕除去は終了しており、不要です。


e.コーナーマトリックス設置 ×

コーナーマトリックスは前歯隣接面修復などで使用されます。



国家試験ポイント

Ⅱ級コンポジットレジン修復では、

「隔壁設置 → 歯間分離 → レジン充填」

という流れをしっかり押さえておきましょう。

良好なコンタクトを作るために、マトリックスとウェッジはセットで使うことが、歯科医師国家試験で繰り返し問われる重要ポイントです。頑張りましょう❗️



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