2026年8月5日水曜日

Parkinson病はなぜα-シヌクレイン?異常蛋白をまとめて攻略【歯科医師国家試験119B55】

 皆さんこんにちは。歯学部現役生(1〜6年)、既卒生のマンツーマン個別指導塾【秋葉原教室(東京)、松戸教室、オンライン個別指導教室】東京デンタルスクール 岡田です。

今回は、歯科医師国家試験119B55をみていきましょう!


119B55

Parkinson病の発症に関連するのはどれか。1つ選べ。

a タウ蛋白
b プリオン
c α-シヌクレイン
d ポリグルタミン
e アミロイドβ蛋白

正答

c α-シヌクレイン

解説

Parkinson病では、中脳の黒質に存在するドパミン作動性神経細胞が変性・脱落します。

その結果、黒質から線条体へ投射されるドパミンが減少し、

  • 安静時振戦

  • 筋固縮

  • 無動・動作緩慢

  • 姿勢反射障害

などの症状が認められます。

Parkinson病の病理学的な特徴として重要なのが、神経細胞内にみられるLewy小体(レビー小体)です。このLewy小体の主要な構成成分が、α-シヌクレインです。


各選択肢の解説

a タウ蛋白

タウ蛋白が関与する代表的な疾患には、アルツハイマー型認知症などがあります。

P

b プリオン

プリオンは、異常な立体構造をもつ蛋白が正常な蛋白にも構造変化を起こし、神経組織に蓄積するものです。

代表的な疾患は、Creutzfeldt-Jakob病です。


c α-シヌクレイン

α-シヌクレインは、Parkinson病にみられるLewy小体の主要構成成分ですあり、本問の正答です。

d ポリグルタミン

ポリグルタミンはHuntington病などに関与しているといわれています。


e アミロイドβ蛋白

アミロイドβ蛋白は、Alzheimer病にみられる老人斑の主要構成成分です。


重要

「Parkinson病 → Lewy小体 → α-シヌクレイン」

この3つを一続きで覚えておきましょう。

また、

Alzheimer病 → アミロイドβ+タウ蛋白

と対比させて覚えると、選択肢を整理しやすくなります。

頑張りましょう!


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