2012年5月24日木曜日

薬剤師国家試験 予備校

解剖生理学スクール
東京デンタルスクール  

今日、ネットを見ていたら薬剤師の国家試験対策の予備校も
あることを知りました。

薬学部では薬学について、物理・化学・生物なども含めて
医師・歯科医師・看護師とはまた違った雰囲気の国家試験です。

まさに薬の専門家です。
一般的に医師・歯科医師の研修医は基本的な薬剤150程度
中心に覚えていると聞いたことがあります。
実際には、薬は本でも辞書の厚さくらいの薬剤があり、
副作用や相互作用も複雑です。

今日、塾長は2週間前に風邪をひいて、咳が慢性化しているので
内科に行ってきました。
今までも何度か長引く咳があり、肺炎、マイコプラズマ、百日咳などが
疑われ、私の場合は、クラリスロマイシンを5日程度服用すると毎回治ります。

少し脱線しました。ここでは学生が必ず覚えないといけない薬理を少しピックアップ!

NLAって聞いたことがありますか?これは医師・歯科医師で聞いたことが
なければ国家試験は不安です。NLAはNeuroleptanalgesia 意識下の麻酔の略です。

NLAはフェンタニルとドロペリドール
NLAⅡはペンタゾシンとジアゼパム

これは必ず覚えましょう。

全身麻酔といえば今はセボフルラン、笑気などが中心ですが、
ハロタンもかなり、使われたことがあり、
エピネフリンとの相互作用で不整脈   というこも国家試験では問われます!

また、用語では「タナフィラキシー」もしっかり覚えましょう。
タナフィラキシー(タナヒラキシー)は薬剤の反復投与により
薬剤が急速に効果を失う場合があることです。
代表的な薬剤としてエフェドリン。これもかなり重要なのでしっかり覚えましょう!

抗生物質については以前も取り上げましたが、今回は副作用の起きる
可能性がある臓器を覚えましょう!(疾患があるときは使用を検討or使用しない)

ペニシリン・セフェム系→腎臓
マクロライド→肝臓
アミノグリコシド→腎臓
テトラサイクリン→肝臓
クロラムフェニコール→肝臓
ニューキノロン→肝臓・腎臓

これをしっかり覚えましょう!
それでは、今回も医学見聞録も見ていきましょー

医学プチ講義

今回の1つ目のテーマは食道静脈瘤です。
食道静脈瘤は、門脈の側副循環として重要です。
治療としては、
内視鏡的硬化剤注入法(EIS)、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)などがあります。

2つ目のテーマ「肝がん
肝がんは、ウイルス・薬剤など様々な原因によって
肝炎・肝硬変・肝がんとなることも多いです。
特にB型肝炎などは重要です。
治療としては外科、肝動脈動注療法(TAI)、
経カテーテル冠動脈塞栓療法(TAE)、経皮的エタノール注入療法(PEIT)
ラジオ波焼却療法(RFA)など様々なものがあるようです。

次に、小児について少し紹介していきます。
小児といえば薬剤投与などかなり学習をすることが大事です。
また、かかりやすい病気や注意しなければならないこともあります。
ウイルスはその代表です。時期によってかかりやすいものがあります。

夏:アデノウイルス、冬:ロタウイルス

あと、麻疹は知識として重要です。
麻疹は発疹が出る2日前に口腔粘膜にコプリック斑がみられ、
カタル期(発熱、咳、眼球充血)がある時期は感染力が強く
解熱した後も3日までは出席停止となっています。

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