2021年5月9日日曜日

歯科医師国家試験 解き方のスタンダード

 今回は、

歯科医師国家試験の解き方のスタンダード

についてご紹介してゆきたいと思います。


東京デンタルスクールでは、

歯学部1年生~6年生、

国家試験浪人生まで口コミなどで受講いただき

10年以上マンツーマン個別指導塾のパイオニア

として取り組んで参りました。


よくご質問いただく内容に、

「すべてマニュアルのように解けませんか?」

「消去法ですべて解けと言われて模試など結果が崩れています」

「その場ですべて考えろと言われたのですが」


というようなご相談を多数頂くようにになってきました。

この答えについては、ある意味ではどれも

正しい一面があり、また、正しいわけでも

ないということです。


様々な教育に携わっていて、偏差値の

問題という端的な意味ではなく、客観的に

学生の合格状況などを見てみると

例えば上位の国立大学歯学部生

の学生様の指導では、大学入試の段階で、思考過程

や努力の仕方、臨機応変な考え方が身についている

場合も多くあります。


その場合には、長時間の学習に受験の段階で慣れており、

必修やA領域など基本的な

知識を再確認し、また、苦手分野を克服することで

数か月であっという間に成績が伸び合格という例もみてきました。


予備校には集団、個別指導など様々な形態やスクールの

特徴があり、例えば成績上位やいわゆる、時間的に努力不足

の学生様は少し背中を押してあげることで合格に

至る場合も少なくありません。


しかしながら、例えば選択肢のいわゆる消去法や、

問題文の読み方、問題の意味をとらえることが

困難な学生様もいらっしゃることも今まで多数見て参りました。


そのような場合には、ある程度文章からのポイントの

抜き出しや、点数につながりやすい問題の失点防止の対策、

CTや病理画像の見方のポイントなどある意味では

マニュアルではないですが、ポイントの要点例を

挙げ、基礎的な着眼点を鍛える必要があります。


東京デンタルスクールはマンツーマン個別指導塾の

パイオニアとして口コミでご来校頂く場合も多く、

様々な学生様がご入塾され、他塾では困難といわれて

きた学生様なども含め一人一人に合わせた対策を行って参りました。


そのため、最低限のポイントは表やグラフ、

チャートで学び、基礎的な実力を要請し、

基礎が出来たうえで論理的、臨床的な考え方を講義しています。


例えば、救急救命のBLSやACLSもそうですが、

基本的なフロー(チャート)や、

臨床では基本的な術式の順番や理由があります。


このあたりをしっかりと基本を押さえ、

状況に応じた臨床的な考え方を養成することが大切です。


解き方のスタンダードとは何か。


答えは、その学生様の知識、基礎学力、臨床的な考え方

などによって異なります。


自分にあった「結果の出る方法や学習」を

追求して日々頑張ってほしいと思います。


東京デンタルスクール

代表歯科医師 岡田優一郎

https://www.dentist-school.com/






2021年5月8日土曜日

115回 歯科医師国家試験 集団授業塾と個別指導塾

歯学部1年生~6年生、国家試験浪人生

マンツーマン個別指導スクール

東京デンタルスクールの岡田です。


歯科医師国家試験は、時代とともに変化を遂げ、

単純暗記型問題の比重は低下し、過去問題の分析

による思考型問題の出題割合が増加しています。


また、様々な拡充により一部では学生様にとって

見たことのない問題」も増加していると

感じられている方も多くいらっしゃいます。


国家試験対策にあたり、重要なポイントは、

冷静な分析とポイントです。


例えば、成績10位の学生様の感じられて

いる印象と、80位の学生様では、

知識量や学習量も大きく異なります。


そのため、自分の学力や苦手分野など把握し、

的確な対策をすることが重要です。


浪人生の中で、近年の国家試験では一部では、

集団授業予備校の講義は対策が出来ていないという

意見も聞かれますが、端的すぎる意見です。


近年の国家試験では、単純暗記問題は

減少をしていますが、

一問一問しっかりと確認をすれば過去問題に忠実な

問題も数多く出題されていることも分かります。


東京デンタルスクールはマンツーマン個別指導塾の

パイオニアとして10年以上講義をさせて

頂いておりますが、集団授業と個別指導の

どちらが優れているかというスタンスには中立的です。


例えば、歯学部1年生から6年生まで

ストレートで成績は20位

自分自身で学習して必修やA領域で残念ながら

1、2問で不合格

になってしまった学生様の場合には、十分な

知識量が講義される集団授業予備校が有用です。


逆に、大学時代に、

集団授業で重要ポイントが分かりにくく

留年を繰り返してしまった学生様や、

膨大な知識を単純暗記が困難な場合は個別指導塾

が向いていることも多々見て参りました。


現在の国家試験では、

過去問題の沿った基本的な問題と、

過去問題からの改変、そして、

新規問題の3つに考えて対策することが大切です。


過去問題の分析

基本的な分野の暗記

過去問題からの派生の対策

臨床や思考型問題の対策

文章の読み方(重要事項のとらえ方)

画像からの読み取り

選択肢の切り方(消去法)

問題に対する受験生全体の考え方と自身の一致


バランスよくトレーニング

してゆくことが大切です。


しっかりと自身の合格のポイントを

押さえて、頑張ってください。


東京デンタルスクール

代表歯科医師 岡田優一郎

https://www.dentist-school.com/