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108回歯科医師国家試験 難易度・総評・問題解説

108回歯科医師国家試験 難易度・総評


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108回歯科医師国家試験では合格率が歯科医師会
シミュレーション約53%という緊張の中行われました。


108回国試をみてみると基本的な問題が多く
内容は幅広く出題されています。

難易度は107回に対して低く、おそらく解きやすかった
印象があると思います。

今回は108回の問題などを振り返ってみましょう。


まずは組織学を見ていきましょう。


組織学はトームス突起について出題されました。
トームス線維と間違えて象牙芽細胞を解答と
してしまった生徒さんが多かったようですが、
トームス突起はエナメル芽細胞です。



生化学では


DNAのの「プリン塩基が尿酸へ異化される



ということが出題されました。



これはプリン体など一般常識で解答した生徒さんが
多かったと思います。プリン塩基は尿酸となり、
痛風の原因としてもしられています。



この「プリン塩基は尿酸へ異化される」という
フレーズはあの有名な書籍の見出しタイトルにも
なっています。


ハーパー生化学です。


ピリミジン塩基は水溶性となるので問題
となることはない(少ない)のです。



セメント質の成分についても出題がありました。


セメント質は骨の成分とほぼ同様の成分が含まれ、

コラーゲン、オステオポンチン、オステオカルシン、
オステオネクチン、プロテオグリカン、骨シアロタンパク
などが含まれていることがわかれば正解です。




薬理学では、抗腫瘍薬パクリタキセルの標的は?
という問題が出題されました。



東京デンタルスクールには関東含め、全国から
口コミで現役生の生徒様にご来校いただいていますが、
このパクリタキセルが微小管を標的とするということは
多くの学校で講義が行われていました。



答えは「微小管」を選択できれば正答です。




逆に自力でこのパクリタキセルを勉強していた人は
少…

108回歯科医師国家試験 問題・解答予想

108回歯科医師国家試験問題
問題と東京デンタルスクール解答予想


107回国試では合格者約2000名、合格率63.3%、
そして、合格率53.3%(歯科医師会シミュレーション)の
中、緊張して行われた108回歯科医師国家試験。

今回は、108回で出題された問題や内容などを
一部扱っていきます。

下記はすべて解答予想となります。
また、一部問題は不適問題になる場
合がありますのでご注意ください。

正式な解答は厚生労働省からの発表をお待ちください。

また、問題は一部抜粋・改変を行っています。


108回歯科国試では引き続きの医学英語や法医学の
出題もかなりみられました。

今年の国試1題目は英語からスタートでした^^;





108回歯科医師国家試験 1問目

The goal of (   ) is to explain the physical and chemical
factors that are responsible for the origin,
development, and progression of life.

(a)  pedodontics
(b) periodontology
(c) physiology
(d) prosthodontics
(e) psychology




上記は国試の1問目の問題です。英語です^^;
1題目から英語が苦手な人はかなりの衝撃です。
国試は1点不足するかどうかで点と地獄です。
いかに現役生の早い段階からしっかりと進める
必要があるか実感します。

この問題のポイントは文中では
explain(説明する)かもしれません。

英語が苦手でも体や化学物質など説明するのがゴールのような
だいたいのイメージがつかめれば生理学、
つまりphysiologyとわかります。


国試2問目では患者個人情報データを含む医用画像処理 標準規格
について質問がされました。

答えはDICOM(ダイコム)と考えられます。
それ以外のJPG,PNG,BMP,TIFFは拡張子と呼ばれるパソコンの
画像データの保存様式です。


問題は歯科に問われず基礎以外にも多岐にわたり、肝実質
障害時に血液で増加するものは?

解答予想:ビリルビン

のような基本的な問題も出題されました。


法医学では死亡診断書について記載がないのはどれか?
という問いに対し、「職業」が解答予想となります。


108回国試…

108回歯科医師国家試験 難易度・合格基準

108回歯科医師国家試験
~難易度と合格基準・領域ボーダー~


歯学部1年~6年生・留年生・国試浪人生のマンツーマン個別指導
東京デンタルスクール 塾長 岡田です。

東京デンタルスクール
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107回歯科医師国家試験で合格率は63.3%と低下し、


108回歯科医師国家試験は
歯科医師会のシミュレーションでは約53%と緊張の
中行われた印象深い歯科医師国家試験となりました。


107回国家試験では合格者約2000名、
108回では1800名との予想が一般的に
いわれている中での受験生は緊張の連続であったと思います。



今回の国家試験を迎えるにあたり、
各大学の卒業試験は合わせて厳しくなり、
卒業試験は約半数の合格という学校も増えてきました。




問題として108回の歯科医師国家試験では難関化という
方向性よりも基本的な問題に戻ったという印象
受験生は受けたではないかと思います。


たとえば
○○回 国家試験で正答になった答えと
△△回の答えを2個選択するというような問題が多々ありました。


前回の107回では難しい問題が相次ぎましたが
今回はいかにミスをしないか、しっかり覚えているかという
まさに原点回帰の問題となっています。



そのため、昨年のように不適問題などが多数出る
可能性は少ないと考えられています。



合わせて、今回の難易度は問題が平易であったという
105回歯科医師国家試験のイメージに近いといってよいと思います。



そのため、105回の合格基準に近い数値が
ボーダーになるではないかと受験生・予備校は分析しています。


105回歯科医師国家試験(目安)
必修  80.0%
A       66,1%
B    73.8%
C    64.0%



しかし、今回の108回国家試験ではさらに
合格者が減少すると考えると合格基準は上昇する可能性
が高いと考えられています。



受験生などでも下記のようなボーダーを想像される
方がかなり多いように感じます。



 108回 予想ボーダー
(105回国試をさらに人数で減少させた
場合の厳しい予想です)
また、近年ではグルーブ制なども採用されており、
合格発表の日までまったく合否の判定は不可能です。

必修80%?
A 70%??
B 74%??
C 70%??


上記はあくまで基本的な問題が多いといわれた
105回と現在の…