受容体 薬理学
メディカルスクール(解剖生理学スクール、東京デンタルスクール)
今回は薬理学で出てくる受容体と発生学についてミニ講義を行っていきます。
受容体は、定期テストだけではなく、医師・歯科医師国家試験にも出題されます。
学生にとって薬理学はとっつきにくいイメージをもっている方が
けっこういらっしゃいます。
それは、基本の部分があいまいだからというのも大きな原因です。
受容体をしっかり覚えていきましょう!
受容体は基本的には、3種類に分けられます。
イオンチャネル共役型、Gタンパク質共役型、チロシンキナーゼ共益型です。
ポイントはどの受容体がどの型に入るのか覚えることです。
イオンチャネル共役型
これは受容体とイオンチャネルが連動してチャネルが開いたり
閉じたりします。ニコチン性アセチルコリン受容体や、
GABA受容体、グルタミン酸受容体などがあります。
Gタンパク共役型
細胞内にあるGタンパクと受容体が連動しています。
アドレナリン受容体や、ムスカリン性アセチルコリン受容体があります。
チロシンキナーゼ共役型
これは受容体そのものが酵素活性をもっています。
インスリン受容体が代表的です。
次に少し発生学について触れておきます。
ここで一番重要なのは
外胚葉→皮膚や眼の一部
中胚葉→筋肉や腎臓
内胚葉→肺、消化器(肝臓なども含む)
ということですが、少し知識を追加します。
メラニン細胞は神経堤由来です。
・・・
どうですか?歯学部などの定期テストでもこのレベルまで出ます!
次は少し難しいです。
前脳からなるのは?
菱脳からなるのは?
これはけっこう難しいです。
ラングマン人体発生学、ムーア人体発生学読んでください。
っていうことはありません^^;
前脳からは大脳。
菱脳からは後脳(橋と小脳になります)と髄脳に分かれます。
難しいですが、ちなみに医師のCBTなどでは出題されています。
解剖学、生理学、発生学、微生物学、病理学、薬理学などの
基礎医学は医師・歯科医師・看護師、他の医療職にとって
共通の学習科目です。
最低限覚える到達点はそれぞれ異なりますが、
一つでも多くのことを学ぶ姿勢を大事にしましょう!!
このような気持ちを持っているとCBT、卒業試験、国家試験が
ぎりぎりではなく、スムーズにオーバードライブできますよ(^0^)
解剖生理学スクール、東京デンタルスクールでは、
各種国家試験対策を行っていますが、大学2年生などの
定期テスト対策なども行っています。
歯科医師、看護師、柔道整復師、あん摩マッサージ師、
理学療法士、作業療法士、認定資格の方まで解剖生理学の
基本や定期テスト、CBT、国家試験にいたるまで全力でサポートいたします!
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