生物・生化学 東京デンタルスクール
<細胞>
ミトコンドリア→ATPの産生。もともとは一つの細胞だったと言われています。
ゴルジ装置→リボソームが合成した蛋白を濃縮して分泌
リソソーム→加水分解、異物処理
ER(小胞体)→2つに分かれているところまで要チェックです。
rER(リボソームくっついてる。粗面小胞体)蛋白の合成
sER(sはスムースの略です。リボソームない。滑面小胞体)脂質合成
<遺伝子>
A(アデニン)=T(チミン)←RNAだとTがU(ウラシル)
G(グアニン)三C(シトシン)
ヌクレオチド:塩基+五炭糖+リン酸
ヌクレオシド:塩基+五炭糖
セントラルドグマ
DNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質
DNAの合成:授業中に説明(キーワード:ヘリカーゼ、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ、岡崎フラグメント、RNAリガーゼ、5’→3’末端)
癌抑制遺伝子:Rb,p53,p16
癌遺伝子:c-myc, H-ras
erb-A ,B sis
目的のタンパク質を検出:ウエスタンブロット法(ノーザンやサザンはDNA)
<糖>
単糖
五炭糖、DNA:デオキシリボース、RNA:リボース
六炭糖(グルコース、ガラクトース、フルクトース(果糖)
二糖
マルトース(麦芽糖):グルコース+グルコース
ラクトース(乳糖):グルコース+ガラクトース
スクロース(ショ糖):グルコース+フルクトース
多糖
でんぷん、グリコーゲンなど
デキストラン:スクロースがGTFによって合成される菌体外グルカン
レバン:スクロースがFTFによって合成される菌体外フルクタン
<脂質>
ステロイド(コレステロール、性ホルモン、胆汁酸、リン脂質(脂質二重層など)
<タンパク質>
必須アミノ酸
バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン
スレオニン、メチオニン、アルギニン、リシン、ヒスチジン
<単純タンパク>
アルブミン、グロブリン、ヒストン、コラーゲン、ケラチン、エラスチンなど
<リンタンパク>
ホスホホリン、アメロゲニン、エナメリン、オステオネクチンなど
<リポタンパク>
キロミクロン、HDL、LDL
<金属タンパク>
ラクトフェリンなど
<食事>
糖質とタンパク質:4Kcal/g 、脂質9Kcal/g
<栄養素>不足
問題)悪性貧血は何が不足するとなる?
問題)ペラグラは何が不足するとなる?
ビタミンA 夜盲症、エナメル質形成不全
ビタミンB1 脚気
ビタミンB2 口内炎・口角炎
ビタミンB6 神経障害
ビタミンB12 悪性貧血
ビタミンC 壊血病
ビタミンD 骨軟化症、くる病
ビタミンE 貧血など(Eは抗酸化作用)
ビタミンK 出血
ナイアシン ペラグラ
葉酸 悪性貧血
<コラーゲン>
Gly-X-Y
問題)Xにきやすいのは?(例:Yはヒドロキシプロリン)
問題)I型コラーゲン(ほとんどの組織)、Ⅲ型はⅠ型と共存、Ⅳ型は基底膜である。
Ⅱ型はどこの部位に存在するか?
<エラスチン>
血管壁などにみられる。
問題)エラスチンのヒドロキシプロリンの量はどうか?
問題)エラスチンのヒドロキシリシンの量はどうか?
<その他のタンパクなど>
・プロテオグリカン:コア蛋白とグリコサミノグリカン
骨:デコリン(1本)、ビグリカン(2本)
軟骨:アグリカン
基底膜:パールカン(ヘパラン硫酸を含む)
・アメロゲニン:幼若エナメルのみ
・アメロブラスチン(シースリン):幼若エナメルのみ
・エナメリン:成熟エナメルにも少し含まれている。
・ホスホホリン:リン蛋白。象牙質に特有
・オステオポンチン:リン蛋白。骨シアロ蛋白、RGD配列を持つ
・オステオネクチン:糖タンパク。アスパラギン酸とグルタミン酸
・オステオカルシン:骨グラタンパク。ビタミンD・K、γカルボキシラーゼ
<MMP> MMP:マトリックスメタロプロテアーゼ
問題)好中球コラゲナーゼはMMP(の番号)は何か?
MMP-1 間質コラゲナーゼ
MMP-8 好中球コラゲナーゼ
ゼラチナーゼ(MMP-2,MMP-9)
ストロムライシン(MMP-3)
<血中のカルシウム>
問題)ビタミンDはどこで活性化されるか。2か所の臓器を答えよ
血清中のカルシウムは約10mg/dl(2.5Mm)
副甲状腺ホルモン(パラトルモン)→血清カルシウム濃度上昇 標的:骨と腎臓
カルシトニン→血清カルシウム濃度低下 標的:骨
活性化ビタミンD 血清カルシウム濃度上昇 標的:骨、小腸、腎臓など
<リモデリング>
骨芽細胞(破骨細胞を活性化できる)
高アルカリホスファターゼ活性
レセプター(パラトルモンヤ活性化ビタミンD)のレセプター
TGF-β、BMPサイトカイン産生
破骨細胞
レセプター(カルシトニン、M-CSF、IL-1、RANK(ODF)受容体)をもつ
酒石酸抵抗酸ホスファターゼ活性がある
炭酸脱水素活性がある
RANKL、M-CSFで分化
<口腔生化学>
ペリクル:唾液の糖タンパク
プラーク(細菌が主たる(70~80%)
スクロース→GTFでグルカン+nフルクトース
スクロース→FTFでフルクタン+nグルコース
<唾液の生化学>
問題)口腔内の抗菌因子の知っているものを挙げよ
ムチン:粘性のある糖たんぱく
αアミラーゼ
スタテリン:再石灰化を促進、歯石形成を抑制
ガスチン:味覚
パロチン:唾液腺ホルモン、血清カルシウム低下
シスタチン
<抗菌的に働く因子>
リゾチーム:細胞壁を加水分解
ラクトフェリン:鉄を奪う
ヒスタチン:P.gingivalisのトリプシン様プロテアーゼを阻害、その他殺菌
ペルオキシダーゼ:細菌の増殖を阻害
sIgA:抗ウイルス作用もある
デフィフェンシン:粘膜上皮細胞からも出る(唾液腺以外)
チオシアン酸、アグルチニンなどもある
<唾液と無機質>
Na+、Cl-,Ca2+、Cl-など授業中に説明
土日も開講している個別指導ですので、東京都内、神奈川、
新潟からは土日に生徒さんなど来校されています。
関東以外からも航空機や新幹線で
ビジネスホテルに泊りがけで受講される生徒さんも
いらっしゃいます。例えば金曜日に東京に来られて、土日に学習を行うということも可能です。
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