2013年3月10日日曜日

薬理学 定期テスト・CBT・国家試験対策


歯科薬理学
~定期テスト・CBT・国家試験対策~


薬理学 東京デンタルスクール

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東京デンタルスクール
2年~6年、卒試対策在学中から通える個別指導塾・家庭教師
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(AM10:00~22:00 年中無休・一部不定期休 お気軽に^0^)
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<薬物療法の種類>

原因療法:抗生物質・抗ウイルス薬・重金属治療薬

対症療法:症状の緩和 NSAIDS

補充療法:ビタミン療法など

予防療法:フッ化物歯面塗布など

緩和療法:癌治療における緩和療法

 

<投与方法>

問題)経口投与は初回通過効果を(受ける or 受けない)

問題)直腸投与は初回通過効果を(受ける or 受けない)

問題)インスリン投与は(皮下注射 or 静脈内注射)

筋肉内注射:三角筋・臀部筋など

舌下投与:ニトログリセリン(近年は投与方法が検討されている)

吸入投与:吸入麻酔薬など

直腸内投与:座薬。初回通過効果を受けない

初回通過効果:経口投与の場合には肝臓で初回通過効果を受ける。

 

<薬物動態学>

吸収と分布

問題)酸性の薬は(胃or小腸)で吸収され、塩基性薬は(胃or 小腸)で吸収

問題)(イオンor非イオン)物質が生体膜を通過しやすい

問題)(解離・非解離)物質が通過されやすい

 

代謝

酸化:チトクロームP450

加水分解:エステル型の麻酔薬

抱合:グルクロン酸抱合(脂溶性を水溶性に変える)

プロドラッグ:投与時は非活性化で、その後活性化される

 

排泄

排泄は腎臓が基本。その他、胆汁や唾液。

唾液から排泄:テオフィリン、ヨウ素、水銀

 

 

東京デンタルスクール

 

薬物の投与量

問題)50パーセント有効量は(ED50 or LD50

↓分かりにくい内容をしっかり覚えよう

最小有効量:薬物の作用がみられる最小の投与量

最大耐量(極量):中毒症状を示す直前の量

 

治療係数(安全域)=LD50/ED50 大きいほど安全!

 

<年齢における薬物投与>

小児:臓器発育などが未熟 体表面積比でもとめるのが理想

Youngの式:12歳で成人の半分

Augsbergerの式:20歳で、60kgで成人

ハーナックの表:7.5歳で半分、3歳で1/3

 

妊婦:奇形などの恐れがあるので、薬物の特徴をしっかりチェック(コルチゾン:催奇性)

高齢者:腎機能の低下や、皮下脂肪が増えるため脂溶性薬剤が蓄積。投与量を減らす

 

<受容体>覚えにくい。しっかり覚えよう

α1+α2作動薬 アドレナリン

β1+β2作動薬 イソプロテレノール β1+β2拮抗薬 プロプラノロール 

 

α1作動薬:フェニレフリン   α1拮抗薬:プラゾシン

α2作動薬:クロニジン     α2拮抗薬:ヨヒンビン

β1作動薬:ドブタミン     β2拮抗薬:アテノロール

β2作動薬:サルブタモール   β2拮抗薬:ブトキサミン

 

α1作動薬 血圧上昇

α2作動薬 ノルアドレナリンの遊離を抑制

β1作動薬 心拍出量の増大

β2作動薬 気管支拡張(気管支平滑筋の弛緩

 

 

 

 

 

 

 

 

<アセチルコリン受容体>

問題)悪性高熱症に使用される薬は?

脱分極性遮断薬:スキサメトニウム(サクシニルコリン)

非脱分極性:d-ツボクラリン、ベクロニウム、パンクロニウム

d-ツボクラリンは「クラーレ」として知られる。消化管で分解される

コリンエステラーゼ阻害薬:ネオスチグミン、フィゾスチグミン

コリン作動薬:ピロカルピン

副交感神経遮断薬:アトロピン、スコポラミン(眼が「大きくなる」イメージ)

 

<ヒスタミン>

H1拮抗薬:マレイン酸クロルフェニラミン

H2拮抗薬:シメチジン、ラニチジン

 

GABA受容体>

問題)ベンゾジアゼピン系はどんな薬がある?

GABA作動薬:ベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系:ミダゾラム、ジアゼパム、フルニトラゼパム

 

<オピオイド受容体>

問題)癌の疼痛緩和では基本概念として(経口 or 注射)による。

μ受容体:モルヒネ、フェンタニル(モルヒネの80倍)

κ受容体:ペンタゾシン

拮抗薬:ナロキソン

 

<抗生物質とカンジダ>

問題)顎放線菌症の治療薬は何系?

問題)ペニシリン系の副作用は?

問題)光線過敏症、NSAIDs(フェンブフェン等)で副作用は何系?

問題)広域スペクトルの代表的な抗生物質は?

ペニシリン、セフェム系(βラクタム):アナフィラキシーショック、細胞壁破壊

マクロライド系:比較的安全、肝排泄、リボソーム阻害

テトラサイクリン系:広域スペクトル肝排泄、リボ阻害

アミドグリコシド系:内耳性難聴、腎排泄、リボ阻害

クロラムフェニコール:再生不良性貧血、グレイ症候群、肝排泄、リボ阻害

ニューキノロン系:光線過敏症、一部NSAIDsで痙攣、肝腎排泄、DNAジャイレース阻害

 

 

<真菌に効く薬>

真菌(カンジダ)→アムホテリシンB、ナイスタチン、~ゾール

 

<ウイルスに効く薬>

アシクロビル、ガンシクロビル

 

<抗炎症薬>

ステロイド性:コルチゾン、デキサメタゾン、プレドニゾロン、トリアムシノロン

酸性非ステロイド性:アスピリン、インドメタシン、ジクロフェナク、イブプロフェン

        ロクソプロフェン、ピロキシカム、メフェナム酸など

塩基性:非ステロイド性:チアラミド

小児に使用できる:アセトアミノフェン

 

<法律・管理>

毒薬「黒背景に白字」:毒  他と区別して鍵をかける

劇薬「白背景に赤字」:劇 普通薬と区別して保管

麻薬:麻薬以外と区別しで鍵のかかる重量金庫

東京デンタルスクールは、月曜~金曜。そして
土日も開講している個別指導ですので、東京都内、神奈川、
新潟からは土日に生徒さんなど来校されています。

関東以外からも航空機や新幹線で
ビジネスホテルに泊りがけで受講される生徒さんも
いらっしゃいます。例えば金曜日に東京に来られて、
土日に学習を行うということも可能です。
(2013年2月時点:塾長講義のご予約は満席に近い状態
ですのでお時間などはご相談ください)

ご相談などお気軽にお問い合わせください。

医学スクール事務局(東京デンタルスクールとお伝え下さい)

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