2013年4月15日月曜日

107回 歯科医師国家試験


107回 歯科医師国家試験
~出題基準変更・変わり年~

大学2年~6年生歯学部の定期試験、
CBT、卒試、国試対策を
行う1:1の個別指導塾 東京デンタルスクール 塾長です。
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107回歯科医師国家試験データはホームページで掲載中

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106回の歯科医師国家試験が終わり、
現役生の定期試験、CBT対策、卒試・国試対策の
お問い合わせやお申し込みを遠方からもいただいております^-^

106回の歯科国試の学校別のデータなどが公表されております。
総数の合格率を見ていきましょう。

今回の1位は同じく東京歯科大学
合格率96.3%。本年度も驚異的です

その後国立大学が続きます。
東京医科歯科大学では84.9%、
新潟大学歯学部など80%台が多いです。

日本歯科大学は80.8%、

日本大学松戸歯学部77.4%。

日本大学松戸歯学部は塾長の出身校でもあります^^
現役生の合格率は85.9%です。

出身者としては嬉しいです。
松戸歯学部は現役生を落とすというよりなんとか
国試を受験させてあげたいというスタンスの中頑張っています。


鶴見大学は63.8%、
神奈川歯科大学61.7%、奥羽大学68.2%

よく電話なども聞かれる
松本歯科大学は30.3%でした。

こうしてみると一見合格率は70%
前後はありそうで、

「合格できるじゃん!」
と感じますが、歯科医師国家試験が巷で選抜試験と
言われている理由は受験者層にあります。

各大学では歯科医師国家試験に十分
通用する生徒を輩出できるような形で
シフトしてきています。それは、
合格率に将来的に反映されることになります。

現在の現役生の歯学部では

定期試験
進級試験
CBT
卒業試験
国家試験

と大きな試験でも上記のような試験があります。
そのため、最近では定期試験で
10名~20名留年なども珍しくありません。

CBTでも10名以上の留年者を出しています。

また、CBTでは各大学で基準があるので
関東の歯学部でも65%、70%
の設定が行われています。

70%が最低基準(69点で留年)の大学
ではすでにかなりふるいにかけられています。

現役生、CBT、卒業試験対策も行う東京デンタルスクール
には大学2年生など低学年のうちから生徒様が
関東だけでなく遠方からも土日新幹線などでご来校されます。

ご来校いただいた生徒様は関東を中心に

東京医科歯科大学
新潟大学歯学部
明海大学歯学部
日本大学歯学部

日本大学松戸歯学部(塾長の母校) d(^-^)
東京歯科大学

日本歯科大学生命歯学部
昭和大学歯学部
神奈川歯科大学

鶴見大学歯学部
日本歯科大学新潟生命歯学部
など

各大学の現役生の定期試験、CBT、卒試
対策などを行っているので少し大学の
現状を垣間見えることもあります。

例えば驚異的な合格率の東京歯科大学の
生徒様も低学年の現役生から通われていて、
授業プリントを見ると、特に特徴的な
授業というわけではありません。


基本に忠実にしかも、最新の
薬などもしっかり押さえられています。


また、定期試験の難易度は適切に高く、
成績により補習時間や留年などの
対応もしっかりと行っています。

個別指導を行う東京デンタルスクールでは
塾長も自ら月曜日から日曜日まで授業を
行っていて優秀な在籍講師も多数
在籍しております。

日本の医師数は約25万人
歯科医師数は約10万人。

先日、医師が中心の医学学会に出席したい際に
某国の医療者の適正人数は

人口600人に対して医師1人
人口4000人に対して歯科医師1人

というデータが挙げられていました。

(少ない人口に対して医療者が1人ということは
充実している、もしくは過剰ということです)

日本

450人に医師1人
1000人に対して歯科医師1人のイメージです。


医師を考えてみます

600人→450人(日本)

ちょうどいいような気がします。医師不足という
メディアの中、医師の中にはこれ以上、増加に
ふみきるのは危険という話も聞きます。

歯科医師は

4000人→1000人(日本)

ある国の目標適切値の4倍いることになります。

医師は細かく40以上の科があり、25万人
歯科医師は実質1つの科で10万人

歯科医師過剰といわれるのもうなづけます。


これからの歯科医師国家試
合格率が95%などになるとは考えにくく、


実質60%前後で推移してゆくのではないか
と教育関係者の認識です。

この60%という数値には以下のような条件が伴います。

定期試験、進級、CBT、卒試を乗り越え、
大学6年生では1日12時間以上365日、
国家試験過去問題を数回解いてきた精鋭メンバーでの試験

ということです。
また、必修・領域別、禁忌問題の存在も忘れてはいけません。


このような状況での次回107回歯科医師国家試験は


歯学生の中で有名な4年に1回の

「変わり年」

直近4回の試験のイメージは塾長のイメージだと

「基本問題への原点回帰+医学領域への拡大」

というイメージで解きやすい問題が多いイメージがありました。


107回の歯科国試ではどのようになるのでしょうか?
発表によるうちのいくつかのポイントを見てみましょう。

まずここ数回出題されている英語
107回でも出題が続きます。

そして、放射線、児童虐待、法律、高齢者
などがテーマとして挙げられています。

また、全身疾患。つまり医学領域もさらに
重点・拡大されていくような傾向にあります。


また、特記すべきは


法医学・法歯学


の出題の追加です。

授業中に寝ていたよ^^;
という生徒さんはピンチです。

法医学は、法律的な医学(歯科医師法や死亡診断書)
などと、身元確認や頭蓋骨からの性別判定など
の現場レベルの法医学が存在します。

以前から法律的な問題が出題されていましたが、
今後は災害や身元確認、骨学などが出題される可能性があります。

1点、2点で天と地の差がある歯科医師国家試験。


塾長も学生の時に国家試験に合格できなければ

「歯に詳しいおじさん」

という皮肉めいた言葉がありました。
しかし、この言葉を胸に皆頑張って努力してきました。

先日、今の現役生の違う大学の生徒さんから

「歯に詳しいおじさん」になりたくないと
久しぶりにこの言葉を聞きました。

現行の歯科医師国家試験では受験回数制限
がありませんが、たびたびこのテーマが
挙がることがあります。

卒業試験までの留年回数は大学で決まっています。

同じく、歯科医師国家試験ももしこれが導入
されればかなりの受験制限になります(>_<;)
(2013年、現行では一部の噂が飛び交っているだけです)

英語や全身疾患、法医学とさらなる
歯科医師国家試験の拡大が行われています。

変わり年の1年目(初回)は特に緊張が走ります。

東京デンタルスクールに現役生で受講されている
方の保護者様には様々な分野で日本・海外での
教授や講師をされている先生や著名な先生
など多数いらっしゃいます。

これは歯科医師国家試験への危機感でもあります。


CBT、歯科医師国家試験関係者であるほど
歯科医師国家試験の現状を把握しています。

学校では「ちゃんとやれば合格できるよ^^」

と皆話しているのは半分真実ですが、半分は
大人の事・・・←No!ストップ!!(>_<;)

つまり、現役生から定期試験はもちろん、
CBT、国家試験に向けてコツコツとやることが重要です^^

来年度の歯科医師国家試験に注目です(^-^;)

歯科定期試験、CBT、国試対策の個別指導 東京デンタルスクール
お気軽にお問い合わせください(*^-^*)

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