2016年1月15日金曜日

歯科放射線学 近年の歯科医師国家試験の傾向と対策


歯科放射線学
~近年の歯科医師国家試験の傾向と対策~

歯学部1年生~6年生の現役生や国試浪人生の
マンツーマン個別指導を行う東京デンタルスクール 代表の岡田です。


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今回のトピックは歯科放射線学の傾向と対策です^^


テーマ1.原点回帰

近年の難関化する国家試験に対し、各大学では
留年者数が増加し、国試合格が出願者に対して
1割、2割の合格率の大学も出始めています。


そのような難関化の一方で進められているのが、
原点回帰です。



最新のトピックにとらわれず、逆に昔の国家試験や
講義で行われていた重要事項を再度取り扱うというものです。


例えば、Bergonie&Tribondeauの法則など
聞いたことがあるけど忘れたという内容に注意が必要です。


放射線感受性は
細胞分裂頻度が高いほど
将来、分裂回数が多いほど
形態的・機能的に未分化などほど高い


というものです。基本中の基本なのでしっかり覚えましょう。


テーマ2.放射線の種類


放射線の種類の分類は基本中の基本ですが、意外と
覚えていない生徒さんが多いです。


特に近年の卒試ではスーパーエックス問題で
分類が出題されます。

例えばこの問題は解けるでしょうか。


問題。直接電離放射線をすべて選べ。

a. アルファ線
b.  β線
c. 陽子線
d  電子線
e.  重粒子線



答えは・・・



全て(abdce)となります。



間接電離放射線としては粒子線である中性子線
電磁放射線(エックス線、ガンマ線)が含まれます。


しっかり覚えていきましょう。


テーマ3.デジタルX線撮影

いうまでもなく近年の必出として、取り上げられるのは
デジタルエックス線撮影です。

まずはX線センサーについて紹介します。

X線センサーは大きく2つに分類されます。

固体半導体方式(CCDとCMOS)



IP方式



です。定期テストなどでは固態半導体方式を
2つ選べという問いに対し、CCD、CMOSを
回答とする問題などもよくみかけます。

IP方式では、輝尽性蛍光体という物質がポリエステル板
に塗布されており、エックス線が照射されると励起状態となります。


そこに、レーザーを照射すると吸収したエックス線量に
比例した蛍光を発するという仕組みを利用しています。


また、CCD方式とIP方式の比較についても頻出事項です。


国試では


CCD方式はIP方式よりも空間分解能が高い



ということが出題されています。




対してIP方式の特徴は



X線に対する応答範囲が広い



ということが挙げられます。


対して固体半導体方式(CCD,CMOS)では、
エックス線量に対して応答範囲は狭いことが特徴です。




また、国試では医用画像のフォーマットである
DICOMが出題されています。



DICOMは画像だけでなく、通信プロトコルなどの
規格(画像の検索や印刷など)を含んでいるので、
画像補管管理システムのPACSに利用されています。



テーマ4.歯科コーンビームCT



次のテーマは歯科コーンビームCTです。

コーンビームCTには2次元エックス線センサーが
搭載されおり、近年ではFPD(フラットパネルディテクタ)
という半導体センサーが用いられています。



通常のCTでは硬組織だけでなく、肝臓など各種
臓器の軟組織の読影がされますが、CTに対し、
歯科用コーンビームCTは硬組織に特化したCTとなります。



テーマ5.PET

最後にご紹介するのはがん検診などで
よく耳にすることの多い、PET(Positron Emission Tomography)です。

PETは、腫瘍細胞のグルコース代謝が上昇していることを利用して
18FDG(フルオロデオキシグルコース)を用いて行われます。



ここで注意すべきなのはFDGは腫瘍細胞だけでなく、
腫瘍細胞以外にも集積するということです。


脳や、口蓋扁桃、ハードな運動語なども集積されるといわれています。



今回は歯科放射線学の近年の国家試験の
対策と傾向を進めてきました。

引き続き頑張っていきましょう。


東京デンタルスクール 塾長
岡田優一郎
日本大学松戸歯学部卒業・歯科医師
学部長賞受賞


東京デンタルスクールはマンツーマン個別指導で
歯学部1年~6年の定期試験対策や卒業試験、国家試験対策を
行っており、口コミにより関東全歯科大学よりご来校・受講を
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