2018年8月18日土曜日

歯髄の診査法

<歯髄の診査法>
歯髄の生死
電気診・温度診・切削診
電気診断で閾値低下→初期の単純性歯髄炎
電気診断で閾値上昇→急性化膿性歯髄炎、根未完成歯など

気診:ペースメーカー患者では禁忌、外傷後は一時的に反応しない場合がある
温度診:温刺激(ストッピング)、冷刺激(氷など)
擦過診:露髄の確認、知覚過敏のチェックなどを行う
インピーダンス診査: 15kΩ以下ならば露髄を疑う
他の目的として根管壁穿孔、髄床底穿孔の評価
透照診:隣接面齲蝕、亀裂のチェック(前歯に行う)
麻酔診:急性症状がみられる患歯の特定に用いる
打診:根尖病巣、歯根膜領域の炎症の有無をチェック、骨性癒着(アンキローシス)で
金属音
打診痛あり=歯根膜領域にダメージがある