2012年7月7日土曜日

組織学 定期試験・テスト

看護ゼミナール 東京デンタルスクール 解剖生理学スクール

今週は土曜・日曜日にて校舎で塾長の定期試験対策を
開催しています。本日は生化学、組織学などの基礎科目を行いました。

最近では看護学生や歯学生の定期試験対策として1か月からの
お問い合わせも多数いただいております。
もちろん、看護師・歯科医師国家試験対策も行っています。

今回は組織学です。
組織学は解剖学とともに学生が苦手意識を持っている科目の一つです。
最近では解剖生理学など構造と機能を合わせて扱う学校も増えました。

組織学は

単層扁平上皮→血管内皮細胞や肺胞
重層扁平上皮→ヒフなど一般的な部分
単層円柱上皮→胃など
多列繊毛上皮→呼吸器系の一部
移行上皮→膀胱

などといったようにまずはざっくり覚えることが勉強法のコツ・ポイントです。
また、マクロ解剖学とミクロの組織学を合わせて覚えるのもポイント。

また、国家試験に頻出する部分を覚えることがたいへん重要です。
例えば上顎洞は中鼻道に開口、鼻涙管は下鼻道に開口などです。

定期試験・テストを制するにはマクロ・ミクロ・生理学をそれぞれ
別に覚えても最終的には関連付けることが大切です。

例えば肝臓。
右葉と左葉は肝鎌状間膜によって分けられています。
これはかなり頻出です。

肝臓はこの2つだけ!

・・・

ではありません!
解剖学的にはさらに方形葉、尾状葉を加えた4つに分類しています。

肝臓といえば解毒や胆汁の生成が代表的ですが、
他にもさまざまな役割があります(酵素だけでも1000以上)

肝臓は解毒、つまりお酒の解毒も薬の代謝も行います。
そのため、肝臓が悪いとこの薬の量などにも影響を及ぼします。

肝臓は解毒する能力があるので腸からの血管が肝臓に流れ込みます。
一般的に門脈といわれています。
門脈といっても

・上腸間膜静脈
・下腸間膜静脈
・脾静脈
・その他

からの合流を受けています。こういう点もテストは出題されます。

組織学では、肝臓をみると肝三つ組があり、

小葉間動脈
小葉間静脈
小葉間胆管

もテストには頻出ですね!
また、組織学では特徴的な細胞も出題されます。
小脳ではプルキンエ細胞、今回扱っている細胞では

貪食するクッパー細胞
脂肪などを貪食する伊東細胞などが重要です。
(これらは起源を同じとする説もあります)

これらのようにマクロ解剖、ミクロ解剖を合わせてリンクさせることが
重要で、代表的な疾患まで扱われるとベストです!

最近の教科書では解剖生理学の教科書などには代表疾患
などがよく出ています。

肝臓では脂肪肝や肝炎などが重要です!

特に肝炎は入りとしてウイルスなどによるものが重要です。
A型肝炎、B型肝炎ウイルスなどが代表的です。

肝炎ウイルスというだけあってこれらは肝炎を引き起こします。
B型肝炎ウイルスは血液感染で医療従事者は針刺し事故など身近な問題です。

A型肝炎では経口感染が代表なので、例えば東南アジアを
長期間旅行するときなどは注意が必要です。

最近では生レバーの生食が飲食店で禁止になりました。
肝臓は血液が集まる場所であるので、ウイルスだけではなく、
寄生虫などの感染の恐れもあります。
(ユッケも事実上禁止され、このリスクについては様々な考えがあります)

同じような問題として扱うのは危険ですが、刺身などでも
アニサキスなど寄生虫のリスクが伴います。

リスクがある場合にはすべて禁止にするのかという考えもあるのが実情です。

肝炎は、進行すると肝硬変、肝がんへと進んでいきます。
これらの重要な働きをする肝臓が悪くなると重要な問題を多数引き起こします。

これらのように理想は、そのテストの時にあった知識と触れるだけでも
良いので臨床を見据えることで頭の理解度も異なります。

看護学生の定期試験・国家試験を行う東京看護国試ゼミナール、
歯学生の定期試験・国家試験対策の東京デンタルスクールでは、
基本事項を押さえながら徐々にステップアップを目指します。

東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城に家庭教師(歯科医師、看護師)を
派遣しているほか、足立区西新井にある校舎では塾長や講師による
個別授業・少人数授業を行っています。

例えば定期試験前の土日など1か月間だけ4時間ずつ勉強したい
など各人のスケジュールにあった受講が可能です。

ぜひお気軽に資料請求してください。
東京看護国試ゼミナール 看護学生
東京デンタルスクール 歯学生
解剖生理学スクール 柔道整復師、理学療法士などの医系学生、整体師、カイロなど

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