2012年7月15日日曜日

塾長の風邪による一部授業の休講


看護ゼミナール 東京デンタルスクール

塾長の風邪による一部授業の休講により
たいへん生徒様にはご迷惑をおかけしていますm(_ _)m

ことの発端は突然の咳と発熱。

1週間ほど前突然咳が始まり、
体温を測ってみると39.7℃

おっとまずい、と思ったらあっという間に
体がほとんど動かなくなってしまいました。

診療所でニューキノロン系抗生物質などを
もらって服用するもなかなか良くなりませんでした(>_<;)

ニューキノロン系抗生物質はDNAジャイレースを
阻害して機能を発揮するかなり強力なタイプ。
5日間後に測っても39度。

これはまずいので大学病院にて血液検査と
胸部レントゲンを撮影してもらいました。

炎症状態を表すCRP

正常値は0.2mg/dl以下です。

塾長は・・・

7.5

うん?

7.5!!!

衝撃でした。
のどが痛いと思って鏡を見るとヨーグルトのような
そのまま剥がしたくなるような膿がべったりと一面に
ついていました。

その次の日にはかなり熱も下がってよくなりました。
抗生物質をマクロライド系のクラリスロマイシンに
変更してもらいました。

現在はかなり熱も探し軽快していますが、
念には念をで休養させていただいております。

今思えば、ウイルスと細菌の混合感染でしょうか?
誰も原因は分かりませんが、不思議な感じでした。

免疫力が弱って叩きのめされた感じでした。
しかし、今はほとんど復活しています(^-^)
少し念のため(菌を排出している可能性もあるので)
塾長の講義は在籍講師などに行ってもらっています。

先日、カンボジアで原因不明とされた四十人以上の
死者が出てしまったというニュースは
エンテロウイルス71であったという方向でほぼ決まったようです。

このエンテロウイルス71は手足口病の原因ウイルスで、
歯科医師国家試験、医師、看護師国家試験に頻出です。

あまり危険という実感がないのですが、栄養・衛生状態などによって
大きく疾病の重症度が変わるのと、脳炎など引き起こした可能性、
これは塾長の推測ですがウイルスが強力化していた
可能性はどうなのだろうと考えてしまいます。

病院叩きなどがメディアで世論を騒がせ、現在では
ひと段落しています。

今回は点滴など含めて合計6000円ほどの診療なので、
実際は18000円程度の診察料です。

これを高いとみるか安いと見るかは別として
発展途上国の医療と比較するとかなり日本の医療は
信頼感と治療成績はトップクラスではないでしょうか。

体調を治して十分な知識を持った看護師、歯科医師をたくさん
養成できるよう日々精進します。

体調不良のため今日の歯科法医学会大会は出席できませんでした(涙)
今日は法医学の「頭蓋底観察の重要性」を元監察医の上野先生(著書:死体は語る)
が講義されるということで半年前から楽しみでした。

残念ですが、また何か機会があればうれしいと思った今日この頃でした^^