2012年9月5日水曜日

国家試験のまとめ


国家試験のまとめと医療の垣根

<歯科医師国家試験・看護師国家試験>
東京デンタルスクール 東京看護国試ゼミナール

塾長の岡田です(=^×^=)

今回のタイトル
1.医療の垣根とチーム医療
2.国家試験対策のまとめ(エイズ:看護師・歯科医師国家試験)

今日は国家試験のまとめについて少しお話です。
塾に携わっていると様々な生徒さんの特長などが
少しずつ目に入ってきます。

その中で国家試験に受かりやすい生徒さんの傾向
はやっぱりあります^0^

定期試験など学部内から学習をおろそかにしないで、
素直な生徒さんはかなり飲み込みが早いです。

最近では歯学生、看護学生の方も2年生などから
塾(東京都足立区)に通ってくれる生徒さんから
のお問い合わせが増えています。

最近の国家試験は、例えば歯科医師国家試験では、
内科などの範囲の充実など歯学部がそろって
厚生労働省に要望をしています。

塾長が出身の日本大学松戸歯学部ではかなり隣接医学に力を
入れていてこれがかなり現在の塾長の講義力に生かされています。

東京医科歯科大学では、医歯学融合教育カリキュラムも
行われています(2011年~)

これは、医師と歯科医師が共通する領域(頭頸部)など
両学生に共通の講義を行うというものです。
また、両学生がチームとなる包括医療学習というものもあるそうです。

日に日に医師、歯科医師、看護師、薬剤師など今まで
バラバラだった業種がともに協力し合う体制が日に日に
進んでゆくのを実感します。

歯科医師である私も日本救急学会のICLS(救命処置)で
救急救命センターの見学をさせてもらったり、日本旅行医学会
では、医師・歯科医師・看護師が一同にそろって学んでいます。

それに伴って医師、歯科医師国家試験や看護師国家試験では
非常に類する問題や分野があり、この核となる部分から
各領域に専門家しており、よりチーム医療を実践しやすくなっています。

今回は、チーム医療や医療の垣根についてご紹介してきました。


次に国家試験の勉強していきましょう!

今回のテーマはエイズです。

エイズの原因となるウイルスは有名なHIVです。
感染源は血液や性感染、垂直感染(母子感染が重要です)

エイズの国家試験でよく出題されるのはこの垂直感染です。
胎盤・産道・母乳からも感染します。

「HIV感染が起こるのはどれか? 92回看護師国家試験」
母乳で育てると感染(回答)

などの問題があります。
ともに入浴したり鍋料理をつついたりするだけでは感染しません。

HIV感染症の治療では、エイズが発症する前に行うことが重要です。
つまり、早期発見が重要なのですね!

HIVはヘルパーT細胞(CD4)に感染をするので
治療の効果判定はCD4陽性細胞数が有効です(90回看護師国家試験)
検査は血清中のHIV抗体です(陽性となるのは約2ヶ月後)

エイズ治療は多剤療法(HAART療法)で行うことが重要です。
(アジドチミジン、ジダノシン、インジナビルなど)
HIV陽性者は申請によって身体障害者手帳を利用できることは
意外と知られていないので要チェックです(94回看護師国家試験)

歯科医師国家試験や模試にも免疫力低下などと含めてエイズに
関する問題は何度も出てきます。

エイズウイルスは逆転写酵素を持つRNAウイルスであり、
潜伏期間は3年~10年。感染するとカポジ肉腫を併発する
ということも重要です。

免疫力が低下するので、日和見感染も起こしやすくなります。
代表的なものとしてニューモシスチス肺炎などが上げられます。
(他にはサイトメガロウイルス感染症やカンジダによる感染症)

妊婦であってもHIV治療が可能であるといったことも
看護師国家試験では出題されています(90回)

どんどん勉強して、ノートに取っていきましょう!
学校のプリントだけを見て勉強していると国家試験を
受けるときに唖然となります(笑)
ノートにまとめてあればそれを見返せばいいのです(^0^)

頑張っていきましょ~!
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