2016年1月26日火曜日

解剖学 マンツーマン個別指導



医師・歯科医師・薬剤師、
理学療法士、作業療法士、看護師、柔道整復師など
の解剖学のマンツーマン指導を行う東京メディカルスクール 岡田です。


1.烏口突起が存在するのはどれか。1つ選べ。

a.鎖骨
b.胸骨
c.肩甲骨
d.上腕骨

解答:c
解説:骨学からの問題です。
烏口突起は肩甲骨の肩甲頸から出ている鉤状の突起で、烏口腕筋、上腕二頭筋短頭が起始し、小胸筋が停止します。
骨の位置、その骨に特徴的な構造をまずは覚えましょう!


2.聴覚中枢が存在するのはどれか。1つ選べ。

a.前頭葉
b.頭頂葉
c.側頭葉
d.後頭葉

解答:c

解説:生理学からの出題です。
いろいろなものの中枢は、各試験において頻出事項です。しっかりと知識を深めましょう。
側頭葉には、聴覚中枢のほか、嗅覚中枢、感覚性言語中枢(ウェルニッケ野)が存在します。
ちなみに、前頭葉:随意運動中枢、運動性言語中枢(ブローカ野)
      頭頂葉:感覚中枢
      後頭葉:視覚中枢
が存在します。



3.縦隔について正しいのはどれか。1つ選べ。

a.縦隔内に肺が存在する。
b.縦隔の前部は鎖骨に囲まれる。
c.縦隔の後部は頸椎に囲まれる。
d.縦隔の下部は横隔膜に囲まれる。

解答:d
解説:縦隔とは、左右の肺の間(縦隔胸膜の間)の領域を指します。
上部を胸郭上口、下部を横隔膜、左右を肺、前を胸骨、後ろを胸椎に囲まれています。
ちなみに、縦隔内にあるのは肺ではなく、肺動脈です。
肺動脈に流れているのは、動脈でありながら静脈血(=酸素の少ない血液)でしたよね?
前回を参照して、復習しましょう!

いかがでしたでしょうか?
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