2016年3月15日火曜日

ジカウイルス 小頭症・日本・蚊 国家試験対策


ジカウイルス 国家試験対策
~中南米で猛威を振るうジカウイルス
     蚊による媒介で日本にも。水頭症など様々な症状~

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東京メディカルスクール 岡田です。

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今回はブラジルなど中南米などで猛威を振るっている
ジカウイルスについて少し勉強していきましょう!

国家試験ではデング熱の流行後はデング熱の感染症分類が
聞かれるなど国家試験でも問われる可能性が高くなります。

勉強していきましょう!


下記の中で正しいものはどれでしょうか。全て選んでください。


問題

a)蚊による媒介である。
b)症状はデング熱やチクングニア熱に類似する。
c)潜伏期間は1か月である、
d)四類感染症である。
e)日本に生息しているヒトスジシマカは媒介しない。
f)致死率が高い
g)妊婦が感染することにより小頭症児のリスクが上がると考えられている。
h)ギランバレー症候群が引き起こされることがある。
i)ジカウイルスに有効なワクチンが存在する。


答え・・・


・・・

a,b,d,g,h


です。

ブラジルを中心に中南米で猛威を振るっているジカウイルスは
1947年 ジカ(Zika)森のサルから分離されました。

蚊による媒介で、潜伏期間は3~12日で、
症状は数年前に話題になったデング熱や、近年、
空港などでよく目にするチクングニア熱に類似しており、
致死率は高くありません。

蚊による媒介であり、ネッタイシマカや、日本に生息するヒトスジシマカ
媒介することが出来ます。

デング熱やマラリアと同様に四類感染症に分類されています。

このジカウイルスが注目を浴びる理由の一つが
妊婦への影響です。

妊婦がジカウイルスに感染すると、胎児の小頭症
リスクが増大するといわれています。


さらに、小頭症で、国家試験に関連する問題を一つ紹介します。



この問題を解いてみてください。



先天性風疹症候群について正しいものを全て選んでください。

a)小頭症
b)白内障
c)先天性心疾患
d難聴
e)エナメル質形成不全


・・・


・・・・


答は全て(abcde)です。


先天性風疹症候群は妊婦が感染することにより
胎児に3大症状の先天性心疾患、難聴、白内障
のほか、小頭症やエナメル質形成不全がみられます。


今回は、ジカウイルスと先天性風疹症候群をご紹介してきました。

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