2016年8月1日月曜日

歯学教育 レーザー、放射線、抗腫瘍薬 最近の出題傾向


歯学部1年生から6年生の進級、CBT、歯科医師国家試験
のマンツーマン個別指導 東京デンタルスクール 塾長の岡田です。


東京デンタルスクールは開校以来、口コミで
全国より生徒様にご来校を頂いています。


進級、歯科医師国家試験予備校の中でも東京デンタルスクールは
現役生の出題傾向をしっかりと研究し、進級や国家試験対策に生かしています。


今回は近年出題傾向の国試対策に役立つレーザーなどのトピックを
少しご紹介していきましょう!


東京デンタルスクール 塾長 岡田のポイント①    歯科用レーザー

歯科レーザーといえば切開など様々な用途で用いられるCO2レーザーや、
歯や歯石など硬組織に働くEr-YAGレーザーが有名です。


国家試験でも上記出題されていますが、近年ではソフトレーザー
も総合試験や国家試験に出題されることも多くなってきました。


ソフトレーザーは600-930nmのほどのいわゆる1000nm以下の
レーザーで半導体レーザー(Ga-ASレーザー)や、象牙質知覚過敏の
緩和やアフタ性口内炎の知覚鈍麻などに用いるHe-Neレーザーが代表的です。


Ga-Asレーザーだけで半導体レーザー


と気づくようにしておきましょう!



東京デンタルスクール 塾長 岡田のポイント② 
テレラジオグラフィー   放射線分野


日本では医師はまだまだ少ないのが現状ですが、この問題の一つが
東京集中型の人材の流入があります。

そのため、へき地などは、まだまだ医師不足が深刻です。


放射線の読影は時に専門的な技術を要することがあります。
インターネットが進化した今、遠隔放射線診断が可能となっています。

これが

レラジオグラフィー(Teleradiography)です。


テレはtelephone(電話)のTeleのイメージで遠隔というイメージを覚えておきましょう!



東京デンタルスクール 塾長 岡田のポイント③ 抗腫瘍薬



抗腫瘍薬といえば昔からあるシスプラチン(副作用:腎障害)や、
ブレオマイシン(副作用:肺線維症)、5-FUなどが有名ですが、
近年では分子標的薬の抗腫瘍薬もしっかりと授業が行われています。



代表的なものに「セツキシマブ」があります。


セツキシマブという名前は非常に覚えにくいですが、
何度も反復して覚えていきましょう。

セツキシマブは上皮成長因子受容体(EGFR)に結合して
働きを阻害するモノクローナル抗体です。



上皮というだけあり、副作用は皮膚の乾燥や乾皮症があります。



今回3つのトピックをご紹介しました。


近年の歯科医師国家試験は


歯学分野→より臨床的に、思考回路を求める問題。

医学分野→医師、薬剤師、その他医療職との連携の際
       スムーズな連携が取れる医学一般教育

新規分野英語や法医学を中心に歯科医師国家試験の
        可能性を探る問題


のように日々国家試験は進化を続けています。


つまり、学習の範囲は日に日に膨大になっています。
そのため、卒後数年すると国家試験は全く歯が立たなくなってしまいます。


低学年のうちからしっかりと
準備をしておきましょう!



365日受講可能!
歯学部1年生~6年生、留年生、国試浪人生のための
進級、CBT、歯科医師国家試験対策のマンツーマン予備校


東京デンタルスクール

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執筆:東京デンタルスクール
塾長 岡田優一郎
日本大学松戸歯学部 卒業・歯科医師
学部長賞 受賞