2016年8月1日月曜日

歯学教育 フィットチェッカー、PIPやデンスポットの使い分けについて



歯学部1年生~6年生の進級、CBT、歯科医師国家試験
対策の個別指導 東京デンタルスクール 塾長の岡田です。


当スクールは口コミで全国から歯科学生
にご来校、受講を頂いております。



歯学部の卒業後は歯科医師としてプロの道に歩むことになります。


昔、リチャードギア主演の「愛と青春の旅立ち(1982)」という
映画がありましたが、塾長はこの映画のエンディングが好きです。


鬼軍曹に鍛えられながら士官学校を卒業する時に
あれほど厳しかった軍曹が心をこめて敬礼・見送りををするシーンです。


士官学校では、卒業するまでは訓練生。


卒業すれば士官になり、教官である軍曹と立場が
逆転するわけですが、この爽やかなエンディングが感動を呼びます。


東京デンタルスクールも卒業した生徒さんたちが
歯科医師の臨床医としてそれぞれの目指す道を
夢見て努力、成功されている姿をみると嬉しくなります。


そのため、歯科医師となった後に関する話や、
国家試験の出題につながらない臨床的な記事やコラムはふだん書かないのですが
臨床実習でよく生徒さんから質問を受ける今回のテーマについては簡単にご紹介です。


シリコーン系のフィットチェッカーとPIP
やデンスポットのペーストタイプの使い分けです。


シリコーン系のフィットチェッカーは、
義歯と粘膜の隙間をある程度判断することができますが、
PIPなどではどのくらいの空隙かあるか定量的に見ることが出来ません。
 
そのため、全体的な適合を見たい新規義歯製作
リラインの時はフィットチェッカーが適しています。
 
しかし、フィットチェッカーにも弱点があり、硬化した瞬間で
記録されるという点や、硬化時間が必要であることや、
フィットチェッカーの厚みがあるので義歯が浮いてしまう場合があります。
 
 
PIPやデンスポットなどは厚みがほとんど出ず、
硬化を待たずに使用できるので時間を短縮することが出来ます。
 
 
また、時には咬合させてみたり、義歯を動揺させて試してみることが出来ます。



そのため院内実習では、はじめにシリコーン系のフィットチェッカーを利用し、
その後、ペーストタイプ(PIPやデンスポット)を用いることが一般的です。



今は総合試験で、
5年生も多数の留年者が出る大学が多くなっています。


院内実習は大変ですが、うまく時間や機会を生かして勉強をしていきましょう。
 
 

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