2016年9月20日火曜日

英単語 8000語



東京メディカルスクール 代表 岡田です。



今回のテーマは英単語。



グローバル化が進む世界ではもはや英語が読める・
書けるということは大きな優位性を持たなくなってきました。



世界の商社などでは

母国語+英語+プラスα(中国語など)

が求められるようになっています。


私は現在ある程度フランクな性格なので、
生徒さんなどによく女性関連のプライベートの質問を頂きますが
過去にお付き合いさせて頂いた女性は


TOEIC800+中国語日常会話 (大手銀行)
TOEC760+中国語ネイティブ (商社)
TOEIC920 (公務員)


など英語が堪能な方が多かったです。


例えば日本旅行医学会や医師の所属する学会発表では
通訳は基本的に同席せず、皆さん自然と英語を理解しています。


医師はもとも医学部受験で英語をしっかりと勉強しているので
入学時には読みや書きはほとんど理解できる生徒さんが多いです。


対して歯学部では人気や偏差値が低下し、
英語はあまり「なじみがない」という生徒さんも多くみられます。


歯科医師国家試験でも英語が出題されるようになり、
医学・歯学用語を中心に最近は簡単な文法や一般英単語
が理解できないと国家試験の問題を解くことが出来なかったり、
卒業試験の問題を1問落としてしまうことになります。


私は高校、大学ともに一般受験や成績による受験ではなく、
校長先生の学力によらない特別推薦枠入学のため、英語も自信がなく、
歯学部の国家試験に英語が出題されるという時には焦りました。




歯科医師国家試験予備校で英単語が全く分からない
と生徒さんの解説に困ります。




私はweblioというホームページで英単語を測定し、


1年前は何度やっても


1000語~1500語


という判定でした。



WEBLIO
https://uwl.weblio.jp/vocab-index




1500語程度は、この英単語数は中学校で履修する英単語の
ほぼすべての単語数になります。



おそらく中学校で学ぶ英単語を7割程度覚えていて、
高校の英単語を少し覚えていた程度だったと思います。



webkioの英単語測定の驚くべきところは何度やっても
ランダムな英単語でありながら似た数値が出るということです。




私は英語は苦手ですが、1人旅など30都市以上を旅しました。



そこでの実体験では、海外旅行はおそらく大きなトラブルが
なければ1500語程度で問題なく1人で観光地などに行けるレベルです。




センター試験は3000語程度といわれており、
おそらく3000語を自由に話せれば日常会話は
こちらの伝えたいことの9割は伝えられると思います。



タイタニックの映画はすべての
英単語を集計すると4500語程度といわれています。



イメージ的にweblioで4500語程度の結果の時には、
例えばyahoo海外版などでなんとなくニュースタイトルの
イメージがつく程度で、英単語だけの場合、映画などは
全く何を言っているかわからないイメージです。



観光レベルの日常会話では約6500語程度で主要な
会話が成立していると言われており、少し話し込むと
1万~2万。大学卒業や大学院レベルの会話では4万程度と言われています。



そのため、センター試験レベルの英単語数では日常会話
を理解することは非常に難しいことが分かります。



私は授業の合間に歯科医師国家試験に英単語が導入された
以上、少し焦りを感じました。約一年かけて自分で時折覚えていきました。



勉強というほどではないですが


毎日15単語程度


覚えました。


1年前 

webio測定

1000語→1500語→1500語


のようなレベルですが、1年後の今は


6000語→7000語→7000語


となりました。
下がWEBLIOのサイトの目安です。









今日も測定してみます。



























上記のように
7000~8000語程度と毎回出るようになりました。



私の目的は歯科医師国家試験対策の英語なのですでに勉強を
するというようなことはなく、英単語を15個程度今まで覚えました。


今の英単語だとCNNのニュースの文面化された
記事のイメージがなんとなくわかるというレベルです。



また、YAHOO.COMでは数行の要約された英文が、
イメージの画像があれば言いたいことが分かるレベルです。



おそらく、7000語程度でようやく、海外サイトにアクセスしても
少しは情報を収集することが出来るレベルだと思います。



海外から情報を少しでも引っ張れると日本語のサイトでない
情報や、海外の最新情報を少し入手することが出来ます。



今後、大企業ではグローバル化が急激に進み、
話すことは出来なくても英語のメールのやり取りなどは
英語が出来ないと大きく出世に響くような
大きな問題となってくるような気がします。


今の中学生や高校生など次の世代では、
もはや単なる英語教育にとどまらず、
英語で情報を収集したり、英語が取引するという時代が
すぐ迫ってくると思います。



逆に私は、今の世代でよかったです^^;


未来のある大学に入学したばかりの生徒さんは1年生、2年生のうちに
英語に触れて、国家試験や人生にどんどん挑戦してほしいと思います。