2016年1月10日日曜日

アペキソジェネシス・頭頸部の神経


アペキソジェネシス・頭頸部の神経

歯学部マンツーマン個別指導スクールの
東京デンタルスクール 塾長 岡田です。


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卵円孔を通過する神経に支配されるのはどれか。1つ選べ。(解剖)
a.茎突舌骨筋
b.茎突咽頭筋
c.口蓋帆張筋
d.オトガイ舌筋
e.顎二腹筋後腹

解答:c
解説:卵円孔を通過する神経は何か?三叉神経の枝の下顎神経ですね。
下顎神経に支配される筋といえば、咀嚼筋(咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋)や顎舌骨筋、顎二腹筋前腹が思い浮かぶでしょう。
下顎神経に支配される筋肉でもうひとつ忘れてはならないものがあります。それは何でしょう?
それを解くカギは「軟口蓋」にあります。一緒に見ていきましょう。

軟口蓋を構成する筋は口蓋垂筋・口蓋舌筋・口蓋帆張筋・口蓋帆挙筋・口蓋咽頭筋の5つです。
これらは、基本的には舌咽・迷走神経の支配を受けますが、ひとつだけ例外があります。
それが今回の解答である「口蓋帆張筋」です。
ちなみに、口蓋帆張筋は軟口蓋を緊張させる働きがあります。
他の選択肢は、茎突舌骨筋、顎二腹筋後腹→顔面神経、茎突咽頭筋→舌咽神経、
オトガイ舌筋→舌下神経が正解となります。





アペキソゲネーシスについて正しいのはどれか。1つ選べ。(小児)
a.歯髄壊疽に対し適応となる。
b.正常な歯根の形成がなされる。
c.デンティンブリッジの形成は起こらない。
d.酸化亜鉛ユージノール製剤を貼薬する。
e.骨様セメント質による根尖の閉鎖が起こる。

解答:b
解説:小児の歯内療法からの出題です。ここは定期試験などでも苦手な生徒さんが多い分野のひとつです。
アペキソゲネーシス歯髄が生きていて、根部の歯髄が保存できるものに対し、
正常な歯根成長を期待するものです。
他には、このような特徴があります。
・根未完成の永久歯(幼若永久歯)に行う
・歯根の成長はHertwig上皮鞘による
・水酸化カルシウム製剤を用いるため、歯髄切断面にデンティンブリッジの形成がみられる

幼若永久歯へのもうひとつの対応として、アペキシフィケーションがあります。
同じ水酸化カルシウム製剤を用いるものですが、失活歯や抜髄歯に適応となります。
問題選択肢のa,eはアペキシフィケーションについての内容です。
歯根の成長は起こらず、根尖閉鎖後にガッタパーチャ材で根管充填を行います。
両者の適応の判断は歯髄の生死がポイントになります。今ここで覚えてしまいましょう!!



下顎孔伝達麻酔法が禁忌となる疾患はどれか。1つ選べ。(麻酔)
a.貧血
b.高血圧
c.糖尿病
d.血友病
e.気管支喘息

解答:d
解説:伝達麻酔の問題です。下顎孔伝達麻酔については、試験で意外と狙われます。
国試でも、針の刺入部位が聞かれています。
下顎孔伝達麻酔は、翼突下顎隙(大臼歯部の後方)に針を刺入しますが、この近辺で下歯槽神経と下歯槽動脈が分枝します。
万が一、刺入時に動脈を損傷してしまったら、止血が困難であることは想像できるでしょう。
そのため、下顎孔伝達麻酔では、出血傾向のある患者さんには禁忌となっています。
ここでは、血液凝固因子に異常のあるdが正解となります。



東京デンタルスクール 塾長
岡田優一郎
日本大学松戸歯学部卒業・歯科医師
学部長賞受賞



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